「勝手に感じていた肩の重み」
昨日、卓球の福原愛さんが、ご自身のブログで引退を発表されましたね。
オリンピックの後にご結婚されて、ご出産されて、
とってもとってもお幸せそうだったので
わたくし個人的には、もう戻られないんじゃないかな、と思っていましたが
Tリーグ開幕のいいタイミングでのご決断、さらに何よりよかったと思っています。
オリンピックの福原さん、かっこよかったよね!
これからきっと、福原さんにしかできない方法で
卓球のために活動なさるんだろうなあと思います。おめでとうございます!
その福原さんのブログ記事から、コーチングっぽいお話を。
枠内は、福原愛さんのブログからの引用です。
(振り返っての記述なので、本来のコーチングのやり方ではありません。そもそも文章でのやり取りは基本的には行いません)
とてもおこがましく身勝手かも知れませんが・・・これまでの私は、これからも卓球界を引っ張っていくため、子育てをしながら競技を続ける必要があると思っていました。
とても素直に書いておられます。
確かに、あの時点では、福原さんがこのように思うのは当然だったでしょう。
ただし、
◯◯する必要がある、◯◯しなければならない、私は◯◯であるべきだ
こういう言葉が出てくるとき、往々にして
それはご自身の勝手な思い込みであることが多いです。
福原さんは
結婚する際、家庭としての軸を作りたい、そしてまた選手としての軸に戻ってきます、そして後輩のために新しい道を作っていきたい、と話したのを覚えておりますが、皆様がご存知の通り、この2年間で次世代の選手達が大きな成長を遂げ、日本の卓球界全体が以前より盛り上がってきました。 とても嬉しく感じるのと同時に、知らない内に私自身で勝手に感じていた肩の重みが、すっと抜けるような感覚があり、私が選手としてできることはやり切った、頑張り抜いた、という思いが強くなり、自分が選手としての立場でやるべき使命は果たせたかな、と感じるようになりました。
若い選手の大きな成長が、この決断に至った、とおっしゃっています。
これ、わかりやすいように、ものすごくデジタル(白か黒か)的に考えると
ご自身の思い込みを解消したのは、周りの影響、と言えます。
よかったですね。
「勝手に感じていた肩の重み」がなくなったことは、何より素敵なことです。
次のステージ(Tリーグの理事)に踏み出しておられるから、
より決断を後押しされたのでしょう。
でもなかなか、周りがいいように作用することって少ないものです。
コーチはあなたに伴走します。
あなたを止めている「勝手な思い込み」(肩の重み)を、どんどん外すことができます。
さらに、「自分のため」を経て「他者のため」に移行するためのサポートも得意です。
決断を気分良く晴れ晴れと行いたい方は、
今日の写真
肩の重み、おもみ、、、おもり?
アンティークショップで買ったおもりです。
洋服の型紙を写すときに、とてもべんり。