リフレーミングで解説
昨日の「適材適所?適所適材?」では
取り上げた人物の報道などで見えている特徴をいくつか挙げました。
これらは悪いことではなく、あくまでも特徴で
立場に適しているか、フォローする態勢を作ることができるかを考えないといけないですね、というお話を書きました。
リフレーミングと言いますが、ある事実を別の捉え方をしたらどうなるか、というのは、満足に生きていく上で大切なことですけれど
(たとえば、ケーキを半分食べた後に、まだ半分残っている、と思うか、もう半分しかない、と思うか)
これは人事についても同じで。
せっかくなので、やってみようと思います。(緑の字は昨日の記事からの引用)
・修正するのに時間がかかる(短期間に何度も修正されても読み間違いを直せない)
→ 時間をかければ正しくできるのでは? その時間を取ることができるようなマネジメントが必要かも。また、たぶん耳で聞くよりも(耳打ちされるよりも)、自分で書き直したりすると理解できる人だと思います。
・全体よりも身近なことを重視する(身内にウケる内容で失言)←たぶんこれが強い
→ お父ちゃんとか、家族的な会社の社長とかにはぴったりですね。政治家としても、地元の要望を届けるなど、身近な範囲ではとても活躍されていたのではないでしょうか。
・内容よりも位に魅力を感じる(上のランクに進みたい、のようなHPの記載)
→ たとえば部下ならば、昇進させると張り切るタイプです。ただ注意点としては、プレーヤーとマネジメントは違うということ。
今回はその対比ではありませんが、うまく働かなかったのかもしれません。仕事の質が違いすぎたのでしょう。
・事前準備をせずに臨める、能動型(原稿の下読みをしていない)
→ これは「とりあえずやってみる」型です。石橋を叩かない。「人生を変える」という状況においては、とても素晴らしいです。ご本人のHPにある漫画のように、自分でグイグイと人生を変えていかれたことがわかります。ただ、大臣という立場では、どうなんだろうということです。
・もしかしたら、意見を聞きたくない?頼れない?
→ うーん。これは本当に推測なのですが、「位」が素直に聞くことを邪魔したかもしれません。「ルビ振ってくれる?」とか言えていたらなあ。
と、このように色々と見えてくるわけですが
全てその通りになるわけでは、もちろんありません。
でも、ある程度の予測はできるので、うまく活かしていくといいのではないかと思います。
良い週末を!
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枠を知るって、おもしろいですね。