金継ぎ初体験
この季節、涼してく心地よくしっとりとした夜を歩いていると
お花や草のうっとりとするような香りを感じますね。
これは人生の楽しみのひとつかもしれません。
さて、今日は日記です。
昔から器が好きなので、そして一人暮らしや結婚が比較的遅かったので
間に合わせではなく、ひとつずつ、自分が好きで選んだものを使っています。
が
形あるものは、割れるんですよね。
ご存知の通り、日本には金継ぎという古くからの技法があり
割れたものもなおして、さらに景色の良いものにする、という
素晴らしい美意識があります。
とは言いましてもね
敷居、高いじゃないですか。(コーチングも同じかな)
作家さんにお願いしちゃったら、おいくらくらいか見当すらつかないし
ワークショップやお教室も、
漆を使ったものもあれば、合成樹脂(プラスチック?!)なんかもあるようで
なにがなにやら、わからーん!と思っていました。
一応、割れたものは保存して、保存して、保存して、何かのきっかけで全部捨てる!みたいな。
そんなことを繰り返しておりました。
が、たまたま偶然お知り合いになったガラス作家さんがギャラリーを持っておられて
そこで金継ぎのワークショップをしているよ、と。
渡りに船!とばかりに、本日参加してまいりました。
教えてくださったのは、金継ぎプリュス 藤野佳菜子さんです。
金継ぎやアクセサリーなど、ご自身の素敵な作品を作っておられるカッコイイ作家さんです。
今日教えていただいたのは
1.割れは接着剤でくっつけて、欠けはエポキシパテで埋めて
2.本漆で塗って/線を書いて(でいいのかな)
3.錫や真鍮の粉をまく
4.湿気を与えて乾かす
という手順です。
昔ながらのやり方は、1.に漆ベースの素材を使うところが大きく違いますが
わたしは、
だって、昔は接着剤もエポキシもなかったからでしょー?いいじゃないですか、文明。
と思う方なので、いいやり方で体験できたなあ、と思いました。
終わってからの、おつかれさまスパークリングワイン!いやー、よかったです。
すてきな機会を、DEN+ 奥野美果さん ありがとうございます。
3.までやって、帰って来ました。これから1週間くらい4.です。
完成したら、Instagramなどでご紹介しますね。
自分の器がどんな感じかはまだよくわかりませんが(粉を払いきれていないので)
ご一緒した方々の器!ステキ!雰囲気爆上がり!でした。
いやー、金継ぎを習いだしたら器を割ってでもやりたくなる、とよく聞きますが
よーく、分かります。
帰り道に、今日持って行かなかったお皿のことを思い出し(あー!くやしい)
また、今日はひとつ完成しなかった(うまくくっつかなかった)ので
もうちょっと割れたら、また佳菜子先生のワークショップに参加しようと思います。
もし、わたしがなおすのでよければ預かりますよー(笑)。
2.の様子
このままでもパンクな感じでよかったかなーと思うけど。
完成写真を乞御期待。