おすもうとコーチング

何度かここでも書いているとおり、わたしは大相撲がすきです。

ものすごく熱心なわけではありませんが

小さい頃、祖父と見ていた時から、結構ずーっと見続けています。

コーチになってからは、コーチ視点で見ることも多く

おすもうほど、コーチング効果が出やすい競技(一応)はないのではないか、と

思っています。

 

今日はそのさわりを書いてみます。

 

まず、原則として、わたしがいつも言っている

・できると思ったらできる、できないと思ったらできない

・他人事/他人のせいにしていたら、いつまでも変わらない

・「●●にならない」「××したくない」などの否定語よりも

「◯◯になりたい」「◎◎したい」の方が、脳に効く

これに沿って、みていきましょう。

 

おすもうは1対1

団体競技ですと、「勝てないのはあいつのせいだ」と人のせいにできてしまいます。

例えば野球のピッチャーならば

「チームが勝てないのは、バッターが打たないからだ」と思えてしまいます。

また、ホームグラウンドが甲子園だから、ホームランが出にくくて‥…(なんだかんだ)

という言い訳も、たまに聞きますよね。

そして、本当にそれが真実だったりするかもしれません。

 

おすもうの場合、

勝てないのは自分が弱かったから。

戦う土俵の条件も、基本的に同じ。

他人のせいにしづらい、ということがあります。

さらに、個人記録を競う競技(ウェイトリフティングとか)ではなく、

相手がいるということも重要です。

駆け引きなど、相手に合ったアプローチをコーチングで考えやすくします。

 

上がりたい?落ちたくない?

ご存知の通り、大相撲は番付社会。

特に幕内・十両と、幕下以下の待遇は全くちがいます。

おそらく、

幕下以下のおすもうさんは、「十両に上がりたい」と思っているでしょう。

十両下位で負けがこんでくると「幕下に落ちたくない」と思ってしまうかもしれません。

どんな結果が出るか、想像できますね。

 

今場所は関脇の栃ノ心関、

先場所は「大関から落ちたくない」の心境が強かったのでは。

もしかすると、「落ちる」と思っていたとしたら?

「できると思えばできる」の原則から考えると、落ちてしまいます。

 

今場所は「大関に戻りたい」と思っておられるでしょう。

そしてそろそろ、「大関に戻ることができる」と自信を持たれているかもしれません。

怪我がよくなってきたこともありますが、大活躍ですね。強い!

 

先場所、もし「落ちたくない」の心境がなかったとしたら、、、結果はわかりませんが、心のあり方は、違ったかもしれませんね。

あ、じゃあ「大関のままでいたい」って思えばいいの?

それは現状を保つだけ、進んでいるわけではないので、脳には効かないかもしれません。

(大関在位◯場所の記録を出したい、とかなら、いいかもしれません)

 

最高位の横綱はどうでしょう。

白鵬関は、「記録を達成したい」が強い動機になっていると思います。

よく報道で見聞きする「東京オリンピックまで横綱でいる」は?

わかりますよね? 脳的には効いていないと思います。

でもきっと、開会式で土俵入りするご自身の姿をイメージされていると思うので

トータルで考えて、達成されるのではないでしょうか。

 

ただ、これは特殊な例です。

トップになって、目指す記録がとても遠い場合は、なかなか動機にはなりづらく

素晴らしい横綱になりたい」など、抽象的なものは脳に効きづらいのです。

動機をはっきりさせるためのコーチング、

また、抽象的なもの=あなたの存在価値を知るためのコーチング、

どちらも効果的だと思います。

 

大相撲の方々に一番効果があると思っていることがあります。

若手・中堅でもやもやしている方の無意識にあるであろう

「このままで、いいか」に気づき、それを取るだけで

どんどん上を目指したくなるだろうなあ、と思います。

 

関取になると、大企業の部長さんクラス以上の待遇になりますから

無理して三役にならなくてもいいよ、と思ってしまう人もいるように見受けられます。

だって、幕内(前頭◯枚目の人)上位だったら横綱大関三役に当たるけど

下位なら当たらない。でも待遇は(前頭◯枚目なら)同じ。

ま、当然、それでいいって思う人もいるでしょう。

上位にいて強い人に吹っ飛ばされて、けがをして早く引退するよりも

下位で、それなりに強くて長く相撲を取る方が生涯賃金は高いかもしれません。

ただ言わせて。同級生で関取最年長の安美錦関や、最近引退された豪風関(押尾川親方)、ものすごく身体のことを考えて長く強く相撲を取っている嘉風関は、そうじゃないよ。

 

また、幕下以下の方でも、部屋住みなので衣食住には困りませんし、手当もご祝儀ももらえますし、昨今の相撲ブームでそれなりのファンもつきますから

下手にフリーターになったりするよりはマシ、と思っている人もいるかもしれません。

ああー、ご依頼いただければ色々できるのに!と思ったりも、しています。

 

これは、おすもうさんだけでなく

会社や学校でも同じですよね。

 

 

長くなったので、今日はこれぎり。

今場所は当日券で見に行きたいなあと思っています。

 


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裏側ですが、国技館!

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