手放すこと
こんな仕事で、書いたり、だれかとお話ししたりしていると
同時に、違う方から、同じような質問やコメントをいただくことがあって
なんといいますか、こう、お答えではないですけれど
書きたくなることが、あるのです。
「いらない感情や思い込みは手放してしまえばいいんだよ」ということ。
たぶん「感情を手放す」っていうことが、わかりづらかったかなあ、と。
例を挙げると、なんとなく暗い雰囲気になりそうなので
モノでたとえてみましょうか。わかりやすいかもしれません。
たとえば。
すっきりした部屋に住みたいのに、
自分が赤ちゃんの時に使っていた大きいおもちゃが置いてある。
これが邪魔してるんだなあ、と気づいたら、処分すればいい。
いやこれは大切なものだ、と思うのであればそのまま置いておけばいい。
捨てた方がいいのはわかっているけれど、でもなんでかできないんだよ、ということもありそうですね。
たぶん、ご自分で考えて(悩んで)いるときは、こんな感じではないでしょうか。
こんな時のコーチの役割は
部屋がすっきりするまで、寄り添うこと。
大きなおもちゃを処分しやすいように、解体するお手伝いをすること。
あれ?「すっきりとした部屋に住みたい」んじゃなかったっけ?
そのおもちゃは本当に持っていた方がいい?と考えをうながすこと。
捨てた方がいいのはわかっているけれど、でもなんでかできないんだよ。
という時に、気分よく「捨てられる自分」にチューニングすること。その技を使うこと。
このあたりです。
自分ひとりで片付けるよりも、気分はいいと思いますよー。
というところで、メッセージにお返事を書きましょうっと。
よい週末をー!
この紫陽花は、満開(?)になったらどうなるんだろう。
週末は荒れるのかしら。お気をつけて。