お話し上手、褒め上手
わたしの大学の先輩には錚々たる方々がいらっしゃいまして
様々な機会で、お話しをお聞きしたり、仲良くお酒を飲んだりさせていただきます。
今日は株式会社ロゴスコーポレーション(アウトドアのLOGOSです)の柴田社長のお話しを聞きました。
わたし、LOGOSが大阪の会社だということも、社長さんが同じ大学(しかも系列中高)だとも知らなかったんですが、カッパは持ってます。
柴田さんのビジネスの手法や先見の明などは、様々なビジネスメディアで述べられているのでわたしがどうこう書くことではありませんが
まあまあ専門分野のコミュニケーションで、
すてきだなあ、見習いたいなあ、みなさんにお知らせしたいなあ、と思ったことがありますので
今日はそれを書こうと思います。
柴田さんは、とてもとてもお話がお上手です。大阪の方なので面白いし、
船の艤装品を扱う家業をアウトドア会社へ転換させて、さらに今も新しい展開をさせておられるので
そもそもの話の内容が面白い。
面白い人が面白い話をするので、もう、面白いのは当たり前です。
わたしが感動したのは、質問コーナーです。
質問者は、質問の前に、お名前と所属をいいます。
ちょっとした自己紹介を入れる人もいます。
柴田さんの素晴らしかった(すみません)点。
まず、質問者の目を見て聞いておられたこと。
そしてお答えはもちろん面白いのですが
必ず終わりに、質問者の所属先や自己紹介のちょっとした事柄を取り上げて
お話をされたところです。
「実家は住之江のどこ?(ロゴスコーポレーションの本社は大阪の住之江)」
「御社とは長いおつきあいでして、◯◯という素材の独占使用権をいただいています」
「僕、◯◯の生命保険にいっぱい入っているよ」
いやあ、すごい!
これ、言われたら質問者は絶対うれしいですよね。
そして、講演の後の懇親会でそれぞれが名刺交換している時に
「あ、先ほど質問された方ですよね?」と会話が広がったんですよね。
少し話はそれましたが
これは、「効果的な褒め方」に通じるものがあります。
効果的な褒め方とは
・相手をかけがえのない大切な人として扱う
・かけてほしい言葉を、かけてほしいタイミングでかける
です。意識すると難しいですよね。
何気ない場面で柴田さんのようにやってみると、
自然に(無意識に)できるようになると思いますよ。
柴田さんはたぶん、褒め上手だと思います。あ、聞けばよかったな。
褒めることについて、以前書きました。