上、見たらいいやんか。
わたし自身もコーチとしてよく言うことですが、最近なんだかよく目にするのが
「もう/ない」か「まだ/ある」か
コーヒーがもう半分しかない、と思うか、コーヒーがまだ半分もある、と思うか
どちらが幸せでしょう、事実が同じなら幸せに捉えるほうがいいよね、ということ。
ただこれは、行き過ぎると人生がつまらなくなります。
言ってしまえば、コーヒー程度のまあどうでもいい、どうとでもなることや
隣の町内会のことなど、自分にはあまり関係のないことに対しては積極的に使うべきだと思います。
人生が明るくなります。
でも、自分の人生をかけてやっていることの場合
たとえば、初場所絶賛開催中の大相撲なら
三段目の力士が負け越しました。来場所は序二段に落ちそうです。
そんな時、まあ、相撲が取れるからいいよね、と思うよりも、三段目に戻るぞと思うほうが
成績は上がります。
もちろん、相撲が取れるだけでありがたい、という気持ちは大切で
そして、その気持ちで続けて行ったらいつか花が咲くかもしれませんけれど
それはぜひ、「三段目に戻るぞ」という気持ちとともに持ち続けることをおすすめします。
例えがわかりづらいですか?サッカーJリーグとかも同じでしょうかね?
あ、あと箱根駅伝のシード獲得とか?
昔、当時の友人が結構大事だと思われる人生の節目(まあ人によりますけどね)に
「まあ上を見たらキリがないからね」と言いました。
上、見たらいいやんか。
コーチという人種の中では草食系なわたしでも、そう思います。
なにやら思うようにはいかない日々かもしれませんが、
そういう時こそ、備えましょう。爪を研ぎましょう。できることをやりましょう。