焦点を絞る
コーチングは未来にフォーカスするんですよ、と解説のようなところには書いていますけれど
実は、このままの言葉として習った記憶はないんですよね。
フォーカスした未来に進むために、今いらないものを手放す、という部分は
わたしのコーチングの特徴で、これを教えているのはわたしの師匠です。
ということはまああまり関係がなくて、
コーチングの場ではしばしば「どうなりたいですか?」みたいな聞き方をすることがあります。
それまでのやりとりから、仕事のことだったり人間関係のことだったり色々な意味で捉えて
みなさん考えてお答えくださいますが
そうではなく、いきなり「どうなりたいの?」と聞かれても困ってしまう人が多いと思います。
(こんなふうにいきなり聞くコーチはいないと思いたいですが、いるようですよ)
わたしは「なりたい自分になる」という言葉を使っていますが
「なりたい自分って何だよ」と思う人はきっと多いはずです。
そう、それを見つけるためにコーチングがあるんです。
そして、そうなるためにも、コーチングを使います。
「最強の技を身につける」とか「どんどん仕事が舞い込む」とか「最高のパフォーマンスをあなたに」とか
そういう言葉を示して差しあげた方が親切なのかもなあ、とは分かっているのですけれど
きっと、わたしのコーチングを受けようと思ってくださる方は、そういうの嫌だと思うんですよね。どうですかね。
でね、ですね。「どうなりたいの?」ということを、もし自分で自分に質問するならば
「この週末はどう過ごすのが理想?」
「1か月後の体重は何kgになっていたらいいかな?」
「1年後、どんな仕事をしていたい?」
「5年後、収入はどれくらいになっていたらいいかしら」
「10年後までには、家を買いたいな。それはどこに?どんな?」
なんて、ちょっと焦点を絞ってみたらいいですね。
春が来そう。よい週末を。