無意識を味方にする
今日はちょっと手前味噌な話になると思います。
そろそろ人事異動の季節ですね。また1年間の結果が出たりする時期でもあると思います。
コーチングを続けてくださるお客様から、「こうなったよ!」という報告をいくつかいただいているのですが
無理だと思っていた異動が叶ったよ、というお話が、なぜだかたくさん。
(ついでに、お仕事が決まった、契約が決まった、などのご報告も続いています)
これをコーチング的に解説してみます。
ここでもよく「他人事」を自分で動かすことは難しい(から「自分ごと」として考えましょう)と書いていますが
人事って、ある段階からは「他人事」ですよね。
自分で決められるものではなく、他との関わりによって基本的には他人が決めます。
自分でできることは、異動願を出すこと、日頃の仕事を頑張って評価を上げること(もしくは逆もあり?)、
そんなところでしょうか。
それくらいだな、なんて思ってしまって、あとは祈るように過ごしている方も多いと思います。
これに加えて、無意識も動員してしまうといいでしょう。
なぜなら
無意識に刻まれていることに向かって、人間は変化して行動するからです。
人事の場合なら、
「わたしは異動する」「わたしは○○部へ異動する」「4月にはこの部屋にいないんだなあ」なんて
無意識の未来地図に刻み込むのです。
「いや、きっと無理だから・・・」なんて思ってしまうと、
無意識のうちに「無理」に向かって進んでしまうんです。
そんなの、いやですよねえ。
少なくとも自分の無意識には、「異動する」と刻んでおきましょう。
それが人事の人にどう影響するのか。
無意識の仕業なので、意識してさらに言語化することはできませんが
「集団的無意識」というのもありますよね。
偶然の一致、などという言葉で表現される事象です。
離れた場所にいる人が、情報のやりとりなしに同じ行動をしていた、なんて事象です。
同じ会社の人ですから、さもありなん。
こんな雲を掴むような話も織り交ぜつつ、コーチングを使ってなりたい自分になりましょう。
無意識は味方です。
む