大関の地位
引き続きお相撲の話にしましょうか。
ご存知の通り、大相撲の最高位は横綱です。その下が大関。
原則として、大関の地位で2場所連続で優勝すると横綱に推挙されます。
大関までは、基本的に勝ち越すと地位は上がっていくので本人の努力、実力次第であるかもしれません。
しかし、2場所連続優勝マストという条件は
他との兼ね合いという部分(例えば爆強な横綱と同世代だと優勝回数は少なくなりますよね)もあり、
「横綱は神様に選ばれたものだけ」という言い方もされたりします。
そして、その昔は最高位が大関だったそうですね。
だからでしょうかね。
「大関は守る地位ではなく、横綱を目指す地位である」と、指導される親方などの言葉としてよく聞きます。
これは目標がある方が進みやすい、否定語は脳に効かない、ということの裏付けになると思います。
大関の座にしがみつく(1場所負け越しても翌場所は大関のまま、陥落しても翌場所10勝すれば大関に戻る)意識と
幕内で一番たくさん勝つ、という意識
「変わりたくない」か「変わりたい」か。
どちらの方が、最大限に脳が動くでしょう。
このチェンジは無意識をうまく調整すると可能です。
どうせやるなら、どうせ生きるなら、よりわくわくする方向へ進みたいものですね。