報われない、と思っているとしたら
がんばっている人が報われるといい、それは本当に当たり前で
がんばっている人がどんどん夢を叶えていく世界はすてきだなあと思いますよね。
そんな世の中になんてできないよ、と思ってしまってはできないので
「できるよ」と思う人が仕組みを作っていく、ぱっと思いつくところでは
会社の社長さんが、自分の会社でやるのは、比較的やりやすいかもしれませんよね。
いちばんもったいなくてもどかしいのが「わたしは報われていない」と思っている人がいること。
報われる、報われない、は、どうしても他者の要素(評価とか)がからんでくるので
「報われない」と思ってしまったら、なかなか考えを変えることはできません。
これは脳の仕組み上しかたのないことなのですが「脳が思った通りになる」という原則はあります。
たとえば、自分はブスだ、と思っていたらブスになるのですって。
少なくとも逆の「かわいい」や「キレイ」にはならなさそう、とは思いますよね。
たしかに、自分はバカだから、と思っていたら、
勉強しても仕方がないと思い込んで勉強しない(= 成績は上がらない)という図式は書けそうですよね。
ということは。
「報われない」と思っていたら、「報われる」ための行動ができなくなるのでは?という仮説を立てることができそうです。
それは困る。困りませんか?
という聞き方をすると、「別に報われたいとは思っていない」と言う人がいるんですけど
わたしはプロのコーチなので言いませんけど「じゃあ「わたしは報われない」って言うな」と思いますね。
こほん。さておき。
せっかく一生懸命がんばっているのだから報われた方がいいよねー、くらいに思えるのであれば
「わたしは報われる」「わたしは重用される」「わたしはかけがえのない存在だ」なんて思えたら
そのようになる行動ができるようになる、行動できたら結果も変わる、と思いませんか?
ここから先は、わたしは「コーチと作っていく」という提案をします。
わたしはNLPを使うコーチなので、NLPを使って「そう思える」ようにしていきます。
もちろん、ぜんぜん違うアプローチをするコーチ的な人もいるかもしれませんけれど
努力とかなく変化ができるNLPはおすすめですよ(だからやっているのです)。
わたしは、説得力がないというか、真剣に対応してもらえないとか、
同じことを言っているのに、立派な経歴の人はどんどん地位も仕事も得ているのに、自分はなあ、という
「事実」がありました。
そして、「報われない」ではなくて「自分は軽くみられる」という思い込みを持っていました。
少なくとも、「事実」は変わらなくても、「自分は軽くみられる」と思う不快感は必要ありません。
というわけで
「自分は軽くみられる」を「わたしはかけがえのない存在だ」と思えるように変えました。
その結果、
たぶん、この変化があったから本を出す、という夢が叶おうとしているのだろうなあと思います。
評価して、一緒に働いてくれる人たちが現れたのです。
今はわたし、堂々といい本ですって言えますもの。そして、それを信用してくださる方も増えてきた。
もちろん、軽んじられているなあと思う時もあります。
でも、不快感はありません。また、別のアプローチをとることもできるようになりました。
いいことづくめ。
がんばっている人が報われる世の中づくり、報われる自分づくり、
それでは、よい週末を!
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