このドラマ、コーチ的に怖いです
どのドラマ? と思われるかもしれませんが、ドラマのタイトルは書きません(わかると思うけど)。
昔から子供に見せたくないTV番組なんて、「けしからん」番組をピックアップしたりしましたよね。
私の生きているうちでは、ドリフターズとかとんねるずとかダウンタウンとかのお笑い番組や
クレヨンしんちゃんも、そう言われていませんでしたっけ?
そんなに問題にするほどのことかなあ、なんて思っていたのですが
私、今放送されているドラマで、これはあかんわ、と思うものがひとつあるのです。
いえ、私も分かっているつもりです。問題がなければドラマにならない。そりゃそうです。
何か問題があって、騒動が巻き起こって、それを(悩み、苦しみ、傷つきながら)解決する過程が「ドラマ」であって
何も問題がなかったり、すんなり解決できていたらドラマにならないことは知っています。
が、「問題」の描き方が、あまりにもステレオタイプというか、デフォルメではなくリアルに強烈で(演技が上手いともいうのか?)
強烈なインパクトほど、人は無自覚に擦り込みやすくなりますから
「問題」と「(悩み、苦しみ、傷つきながら)」が当たり前のことだ、と刷り込まれることに
コーチとして危機感を感じているのです。
たとえば
メガネをかけているからいじめられる
スポーツ選手はスポーツしか知らない
女性は気遣いができる
引退したスポーツ選手はののしられる
中高生は大人の話を聞かない
仕事を依頼されるためには土下座も厭わない
農村のお年寄りはやさしい
会社は新人に厳しい
好きなことをし続けた代償で苦労するのは仕方がない
などなど。
この中のいくつかは、ダイバーシティの推進の機運から
あえてそれを打ち消すような設定を売りにしているドラマもありますよね。
悪くはない傾向だと思います。(やりすぎるとクサイけど)
が、上記項目を「当たり前」として作っているドラマも、いまだにあります。
これは、すんなりと脳が刷り込みを受け入れてしまう子ども、夢を描くべき思春期の方、実際にその立場(職業についている等)の方などは、
「当たり前」として見ないでいただきたいと願っています。
(私が思っているドラマは、おそらく対象年齢はもっと上。でも家族で見る人も多いと思います)
そもそも、「ドラマ」らしい問題の要素は
だいたいが「コミュニケーション」と「思い込み」です。
コーチングですんなり解決できますよ、と私が毎日言っているそのもの。
悩み、苦しみ、傷つく前に、コーチと解決を目指してほしいんです。
自分の人生に、苦しいドラマはいらない。
私はそう思っています。
ドラマに1人、コーチを放り込んだらドラマにならないことも、わかっています。(問題が問題なく解決できるから)
_____
電子書籍もあります!
- 出版社 : KADOKAWA
- 発売日 : 2021/10/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 4041119189
- ISBN-13 : 978-4041119181
- 目次など詳細はこちら。
【メンタル本大賞2022 メソッド・考え方部門にノミネートされました!】
【掲載情報】
・『月刊総務(株式会社月刊総務)』2022年1月号 総務のNEWS欄に書評掲載
・ダ・ヴィンチニュース『わくわくできる人生を送りたい人必見! 「つよつよメンタル」で幸せを掴む方法』月乃雫さんによるレビュー(2021.10.20)
・bizSPA!フレッシュ「なりたい自分になるには…頑張らなくても行動ができる3つの方法」(2021.10.19)
Yahoo!ニュース 楽天infoseek ニュース に転載されました(記事にリンクしています)
その他メディアは確認中です。
・bizSPA!フレッシュ「メンタルが弱いと嘆く前に…「言葉遣い」から人生を変える方法」(2021.10.16)
Yahoo!ニュース 楽天infoseek ニュース に転載されました(記事にリンクしています)
LINEニュース スマートニュース グノシー にも転載されています(それぞれのアプリ等から検索してください)
【KADOKAWAのプレスリリース】
2021.10.8
『つよつよメンタルで人生は思い通り』、好きなように人生を歩める、人気パーソナルコーチの技術が結集した1冊! 本日発売!!
【スピンオフ企画!】
Coach MIKI の つよつよラジオ
ポッドキャストでお聞きいただけます! Spotify Apple Google Anchor に対応済み
(上記リンク先のカバーアート下のアイコンから、お好みのポッドキャストでお聴きください)