余計なことを言ってしまう、の解決方法
思わず余計なことを言っちゃうのよね、とか
皮肉っぽい言い方をしちゃうのよね、とか、密かに「困ったなあ(てへ)」と思っている人、いませんか?
往々にして「でもまあ、仕方がないか」と思いますよね。だって、思わず言っちゃうんですものね。
いちいち意識して会話なんてできませんものね。
でも、言われた方は傷ついたり、悲しくなったり、さらに、あなたを嫌いになったりしているかもしれません。
さあ、それは困った。どうしましょう。
目次
こんなことがありました
その時、脳みそは
脳が思っていることしかできないから、コーチはこうします
こんなことがありました
とある高齢の男性。行きつけのメンテナンスサロンで、スタッフの方にゴールデンウィーク中のお休みを聞いたそうです。
ゴールデンウィークは通常通りの営業ですよー、と至極普通に明るく答えてくださったそうですが
その男性「ブラックな職場だねえ」と言ってしまったそうです。
そのかたは、スタッフの方達を傷つけたかもしれない、まずは感謝を述べるべきだったと反省しきりでした。
後で後悔したように、感謝やねぎらいの言葉をかけられたら
スタッフの方はとても嬉しいかもしれない、ゴールデンウィークも頑張ろうと思うかもしれない、そして
その男性の印象はアップするでしょう。
実際は「ブラックだねえ」と言った男性のマイナス〜惜しいポイントとしては
・自分の後悔
・スタッフの方のモチベーションは下がったか変わらないか
・男性への印象が素敵!とはならないのでは?(嫌なじいさんだ、とまではいかなくても)
というところでしょうか。
その時、脳みそは
その男性はとても紳士な方で、ただツッコミ体質でありウケを狙ってしまう、
そして高度成長期に新人としてバリバリ働いていた(その後の数十年の社会の変化も体験している)、今は悠々自適という人。
紳士だから「ブラックだねえ」と言ったことに後悔が生まれるし、
(こんなこと書いてます)
ボケとツッコミ
もしかすると、働くこと=悪いこと、つらいこと、おもしろくないこと と無意識で思っているのかもしれません。
そして今は悠々自適の生活であることから、無意識のうちに働く人を下に見ているかもしれませんし、
はたまた休んでいて申し訳ないという後ろめたさ(罪悪感)があるのかもしれません。
どんな感情をお持ちかは、わたしには分かりません。
わかっていることは、「ブラックな職場だね」とつい口に出てしまったことだけです。
脳が思っていることしかできないから、コーチはこうする
業界の言葉で「知覚は投影」と耳タコになるくらい繰り返し言われるものがあります。
その人の行動は、その人の知覚(脳)が作っている、ということ。
脳(意識・無意識)にあることしか、しない、できない
脳(意識・無意識)にあることを、無意識にしてしまう
そういうものなのだそうです。
余計なことを言ってしまう人、皮肉っぽい言い方をしてしまう人は
意識できているにせよ、無意識にせよ、何かしらのタネがあるのです、と考えます。
この「思わず言ってしまう」というのは、「無意識にしてしまう」の代表格ですよね。
私のコーチングでは、「余計なことを言ってしまう」の状況を詳しくお聞きし
そのタネを探し、不要なタネなら取り除く
そのような対応をします。
身近な人は、なかなか「あなたは働く人を下に見ている、ということはないですか?」なんて聞けませんよね。
コーチはあらゆる可能性から質問を考え、それを確実に聞くというトレーニングをしています。
もちろん、お互いの信頼の上でのやりとりです。どうぞ安心してお話ししてください。
こんなことも書いていました。同じような話ですね。
思っていないことは言わない
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