小さな頃の思い込み
くりとわたし。
30数年前、幼稚園に入るかどうかの小さい頃に
金のホイルに一粒ずつ包まれて、木箱に入った頂き物のマロングラッセを
たらふく食べて気持ち悪くなったことがあって
ずーっと栗が苦手だったんです。
食べられなくはないけれど自分からは食べない、くらい。
栗を勧められることも、まあめったにないので、ほぼ栗を食べずに大人になりました。
数年前、家族の者にその話をしたところ
「酔っ払ったんやなあ」と。
た、し、か、に。
上等なマロングラッセだったので、アルコールたっぷりだったと思う!
気持ち悪くなったのは、栗のせいじゃなくアルコールだ(きっと)。
栗=気持ち悪くなる の思い込みが解けたわたしは、
秋になると楽しく栗を味わえるようになりました。メデタイ。
もし、気持ち悪くなった = アルコールのせい、と思っていたら、
わたしお酒飲まなかったのかしら。どうかしら。(友人たちの大爆笑が目に浮かぶ )
さて。
小さい時の思い込みは、かくも大人になるまで影響があるものです。
ある研究では、
・思い込みは、幼ければ幼いほど深く刻まれる
・幼い頃は小さかった思い込みも、成長するに従って大きくなる
という結果が出ているそうです。
小さい時の経験を大人になった今も引きずっておられる方がいらっしゃることからも
納得の理論です。
世の中の保護者の方々が、とても考えて子育てをされているのも
よくわかりますね。
コーチングを進める中で、
あなたの進化を妨げるものがあったとしたら、それは何か、ふたりで探っていきます。
もし、あなたが小さい頃に持った「思い込み」が見つかったら
それを、軽くしたり、除去したりすることができるかもしれません。
例えば、緊張する、とか、会議で意見を言えない、とか、自分の声が嫌い、とか
そんな思い込みがなくなったら、人生変わると思いませんか?
今日の写真
無事に栗を食べられるようになりまして、
季節のうちに、おいしいモンブランをいただくことが秋の楽しみに。
これはFOUNDRYのイタリアンモンブラン(手前)と和栗のモンブラン(奥)です。
美味しかったです。