とても効率のいい人が考える 人にやさしい世界

はさみを使いそうな場所には、はさみを置いておくんです。

だって、はさみなんてそんなに高いものじゃないでしょう?

使いたい時に置いてある部屋まで取りに行ったり

しまい忘れてどこにあるかわからなくなったりするより

使いそうな場所に置いておいた方がいいじゃない。

 

と、取材中の雑談でお話しくださった同志社大学三木光範先生

15年くらい前だと思いますが、わたしと、一緒にいた同僚は

目からうろこがぽろぽろと。

その取材は三木先生が作ったPCクラスタが世界一になったよ、という内容で

キーワードだった「最適化」が、しばらく口ぐせにもなりました。

わたしはそれから働く場所ごとに、

こっそりとコピー機横にホッチキス&針置き場を作り続けたのですが

(だって、ホッチキスで留まった書類は外したいし、コピーできたそばから留めたいし)

いつの間にやら撤去されることばかりでした。三木式なかなか道険し。

 

わたしのイメージでは「効率」をとても追求されている三木先生。

なぜ追求するかというと、それは

AIやIoTができることはやってもらって、

人間はもっと知的な活動をしましょうよ。そのために、もっと幸せを大切にしましょうよ。

ということを、ずっとおっしゃっていると思います。

 

効率化っていうと、ある層の方からは「人間味がなくなる」と批判されがちですが

それは一面しか見ていないと思うんですよね。

ものすごく人にやさしいとわたしは思うんです。

 

例えば、お洗濯。

洗濯板でやることに意味はないでしょって、今なら誰もが賛成しますよね?

時間かかるし、手絞りだったら乾くのも時間がかかるし、しかも生地が傷む。

だったら、洗濯機を使って

空いた時間は何かをしたり、休んだりしたらいいじゃない。

というのと同じ。

 

三木先生は知識工学や情報工学からのアプローチをされていますが

これ、コーチングも同じだなあ、と思っておりまして。

三木先生が主宰されている「知的オフィス環境推進協議会」に参加してきました。

 

先生のご研究から、テーマはAIやIoTを使った「オフィス環境」「オフィスツール」が中心ですが

「はたらくこと」は、仕事の効率(アップしてもっと働く)や業績だけではなく

個人の自己実現や健康、それぞれの幸せを大切にするフェーズにきている。

でも、環境やツールが、ちゃんとビジネスにつながらないといけないよね、ということが

全てのお話しの根底にありました。

 

コーチングも、一緒ですー!!!

 

自分はこうなりたいな、って知った方がハリが出ませんか?

自分にはできないよ、っていう思い込みは、ない方が良くないですか?

怒りっぽくない方が、心落ち着きませんか?

できたことを、素直に誇れる方が良くないですか?

雑事に心迷うより、本当にやりたいことに全力投球した方がいいよね?

いろんなアイデアが出たらいいよね。

そしたら、業績もあがるよ(そっちに持っていくのは経営判断もあります)。

下がる気はしないでしょ?

 

こういう協議会に、コーチ部門があったらおもしろいでしょうね。

 

というわけで、ますます元気になったわたしは

やっとボヘミアンラプソディーを観に行ったのでした。(大好きな台湾料理も食べた)

 

三木先生の研究室の研究成果はこちらから。

今日のテーマに関係のあるものは

・知的照明システム(ほんとに初期の頃に見せていただいていた)

・擬似窓システム(実物見たいなあ。実家近所の医大のICUに入っているんだって)

・在離席管理システム

・オフィス内人流計測システム

あたりかしら。

 

お試しコーチングは年内ホリデイキャンペーン中ですよ。

2019年なりたい自分になるワークショップ早割チケットはそろそろ終わるかも。

 


今日の写真

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そうそう。三木先生とわたしは親戚ではありません。

内容に関係ありませんが、わたしこの床すきです。

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