否定はいやなの
わたしのコーチングはNLPの要素を効果的に使って
より楽に、簡単に進みやすくしましょう、というものです。
このNLPをうまく使うためには、脳の動き方(無意識の使い方)をよく知ることが重要です。
そんな脳みその特徴に、「否定語が理解できない」というものがあります。
「負けない」ではなく、「勝つ」
「病気にならない」ではなく、「健康」
「太りたくない」ではなく、「痩せたい」
言葉の使い方が無意識にしみてきます。
そして、無意識が認識したら、無意識にその方向へ進みます。おもしろいですね。
同じように、注意などをする時や、とっさの指示にも
否定語じゃないほうが伝わりやすいそうです。
「食べ物を残してはいけません」よりも、「全部いただきましょう」
「走っちゃダメ」よりも、「止まりなさい」
「夜更かししちゃダメ」よりも、「早く寝なさい」
こんな感じでしょうか。
これは、例えば「食べ物を残してはいけません」ですと
無意識では
「食べ物を残す」という回路が働いて、それを打ち消す、という処理になるそうで
否定が苦手な無意識には処理しきれない、ということなんだそうです。
日々の積み重ねになってきますけれど、ちょっと意識してみてもいいかもしれませんね。