特に目標がない子はどうなったか
でもね、泣いていた子は目標があったから、あったのに、決めつけて泣いていたんです。 わたしは特に目標のない子で(今も比較的そうかもしれません)、その時その時にやりたいことを一生懸命するタイプ。 (この話はまたやりましょう)
昨日こう書いたので、この話をしましょうか。
特に目標がない子はどうなったか。
将来こうなりたい!とか、そもそも、就職したい!が特になかったこの人の学生時代は
その時その時に興味がある、やりたいことを夢中でやりました。
おしゃれ、クラブ、卒業論文、音楽、映画、舞台、などなど
で、ふと気づくと、まわりがみんな立派にみえるぞ、と。
みんなちゃんと考えていたのねー!と感心していました。
学生運動時代の長い髪を切った人より、なっとらんですね。
社会人になってからもあまり変わらず
でもまあ、その時その時にとても充実していたし、完全燃焼していたし
まわりにも喜んでもらえたし
それによって、お仕事もさせていただけて、お仕事もつながって、
いいんじゃない?と思っていました。
ところが、
自分が思っている自分の実力と評価のバランスがよろしくないな、と思うようになったのです。
ある意味、不況のおかげです。お給料があがらない制度のおかげです。
いちど「わたしにお金か自由か、どちらかを与えてくださいませんか」と直訴したことも。(当時は副業なんてありえなかった)
いずれ、そうね40歳くらいには独立するめどが立つようにしましょうか、と
なんとなく思いました。
そうすると、なんとなくそんな流れができてしまい
まず、独立することになりました。39歳になる直前でした。
で、またこれもベッドで「あ!コーチだわ」とひらめいたので
その場でコーチ養成のスクールを探し(インターネットありがとう)
すぐに行ける説明会(秋始まりのスクールが多い)をいくつか予約し
いちばん実践的な師匠の講義を受けることにしたのです。
なんとなく、その時その時やりたいことをやっていて
それでもなんとなく、わたしが効果的に活かせること(できるけどわたしがやらなくていいこと)、好きなこと(やりたくないこと)、得意なこと(できないこと)がわかってきて
「コーチだわ」とひらめいたことで、はじめて目標らしい目標ができたのかもしれません。
と書きつつも、わたしのそれは、いわゆる「目標」としては、ぼんやりしたものです。
はっきりした目標を立ててみますけれど、あんまりぴんとこないのです。わくわくしないし、先が見えないのです。
こういう人よりも、絶対かなえたいことが具体的(たとえば月商◯◯円!とか)な人の方が
コーチングとしては、やりやすいのです。
だいたいのコーチは、こういうはっきりしたことを目標に設定させがちです。
でも
わたしのようにうすぼんやりとしているならば、それなりのやり方がありますのでご心配なく。
この方法を考えて教えているのは、わたしの師匠のすごいところだなあと思います。
自分がやりたいことは特になく
「あなたがいるとたのしくなる」と仕事相手に言っていただくことが多く
実は、極度乾燥(スーパードライ)で熱中症なわたしは
コーチに向いてると思うんですよね。
と、自分で言ってたら世話ないな。