畏れ

わたしはお相撲が好きなので

twitterなどで、お相撲関係の方をたくさんフォローしています。

その中のおひとりである、朝日新聞の抜井規泰記者のつぶやきは

時に、深く考えるきっかけをくださいます。

 

昨日、2日目に横綱の白鵬関が負けました。

その後のツイート。

 

これ、ちょっと似たことを以前ブログで書きました。

白鵬関が強いことをコーチ的に考えた

 

相撲を伝統という視点でみたら、

抜井記者がおっしゃる「恐れ」「畏れ」は、

おそらく相撲界が成り立つためには必要な「思い込み」。

でも、勝負という視点でみたら、

それは、不要な思い込みであることは

白鵬関の「顔」が効いていた時代を考えると明らかです。

 

同じように「畏れ」で成り立つ世界(業界?)はたくさんありそうです。

わたし個人としては、少なくともスポーツであるならば

それは不要だと思います。

 

わたしが応援している鳴戸部屋に

序の口、序二段と2場所連続優勝している元林さんというお相撲さんがいます。

彼の前相撲の場所で、朝乃山関が初優勝しました。(トランプさんが来た場所ですね)

千秋楽パーティでお話できる機会がありましたので

朝乃山関と同じ近畿大学出身の元林さんに「学年かぶってるの?」と聞きますと

たしか、関取の方が3つ上だとおっしゃっていました。

1回生の時の4回生、か。

 

これね、きっと元林さんの「いい思い込み」になっていると思います。

大相撲にいって、関取になって、幕内で優勝する

これを同じ時に、同じ稽古をしていた先輩がかなえたのですから。

自分もできる、と思いやすい環境を元林さんは持っています。

先日は鳴戸部屋のドキュメントがテレビで放送されましたが

「3段目で負けていられないので」といっていました。

そうか、まだ大相撲で負けていないんですよね。いいイメージしかないはずです。

今場所も期待しています。

 

不要な思い込みを取っ払うのも

持ちたい思い込みを植え付けるのも

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