なにをしてくださるの?
わたしコーチです、と申しますと
「あら、なにをしてくださるの?」と聞かれることもあります。
まあその時は、
本当になりたい自分に気づいて、そこに向かって進めるように
よりパワフルに、楽に、すっきりと進めるように調整するのがコーチですよ
みたいな話を、その方に合わせていたします。
でもだいたい、? というお顔をされます。
そういう方はたぶん
この人(わたし=コーチ)は、なんらかの方法を提案するはずだ、とか
執事のように、あれこれ世話をしてくれるんだ、とか
そういう風に考えておられるから
?になるのではないかなと思います。
世の中、いろんな方法を教えてくれるビジネス(サービス)はたくさんありますね。
今年オシャレに見せたいなら、これを着たらいい、とか
この機械を使えば、手をかけずに美味しい料理が、とか
英単語の暗記なら、このメソッドで、とか
失敗しない起業の方法、とか(あるのか?そんなん)
また、
あ、足元に気をつけてくださいね、信号は赤ですよ。
次はデパートに行きましょうか。
あなたが気にいる赤いコート、たぶんあると思うんですよ。
みたいな。
残念ながらコーチングは、万人に向けて「こうしたらいいよ」と言えることは
本当にぽっちりしかないかもしれません。
(このブログに書いていることは、こんなんですけど、比較的そうかも)
また、執事でもありません。
まずは、自分がどうなりたいか、それを気分よく見つけること。
どうなりたいかを探すのは、つらいことでも苦しいことでもありません。
涙を流さなきゃわからないものではないし
苦労したから見つかるものでもありません。
(J-POPに真っ向から反しているのかもしれませんね 笑)
コーチングは比較的、それを見つけるために効果的な手法をたくさん持っているから
活用するのもひとつの手なのです。
どうなりたいか、が見つかったら、どうやれば(方法)なれるか、という話になります。
これも、自分ごととして、自分がうれしい方法で
楽に、はやくできる方が、よくないですか?
たとえば
「きれいになりたい」
どうすれば?
「やせるといいかも」
どうやったらやせる?
「・・・おやつをやめる?」
やめられる?
「無理かも・・・」
どうして?
「だって・・・」
今どれくらい食べてるの?
「・・・毎日」
おやつを食べたらどんな気持ちになる?
「めっちゃ幸せ!」
・
・
・
こういうやり取りから、おやつではない方法を見つけていったりするのはどのコーチでもやっていると思いますが
「おやつをやめるのは無理」という思い込みを外してしまうこともできます。
これは、どのコーチでもやっていることではありませんので
依頼する前に確認された方がいいと思います。
えーと最後に。
「なにをしてくださるの?」は他人事です。
あなたがなにをするか、がないと結果に向けたコーチングは始まりません。
もちろん、「なにをするか」を見つけるのは、コーチングの範疇です。
これ、ローズヒップです。初めて見ました。
花がら摘みをサボっていたからできたんです。
たぶん、栽培のセオリーからは外れているはず。
(まだ花咲かせてるし)