野村監督
野村克也さんがお亡くなりになりました。
わたしはヤクルトの監督をしておられた時の印象が強いです。
日本の野村さんは、だいたいノムさんと呼ばれているでしょうし
ノムさん、といえば野村監督でしょう。
ご冥福をお祈り致します。
「ID野球」と呼ばれるデータを重視した戦略は
おそらく、野球のみならず他のスポーツにも影響を及ぼしたでしょう。
インターネットでは、野村監督のエピソードがたくさん投稿されています。
その中で、ああやっぱりな、と思ったことをひとつご紹介します。
自分のチームの選手(バッター)に「高めは打つな」と指示されたそうです。
そうしたら、選手はみんな高めのボールに手を出してしまい、良い結果にならなかった。
そこで監督は、「低めを狙え」と指示を変えたそうです。
結果は、みんなヒットを連発した、とのこと。
こちらのブログでもよく書いている「脳は否定形を処理できない」
実証されていますね。
この仕組みはおそらくご存知なかったであろう野村監督が
気づいたこと、指示を変えたこと。
これって本当にすばらしいです。
仕組みを知れば、対処しやすい
コーチングも、そういうお役にたつなあと思います。