コーチをつける時
お客さんってどんな人なの? ってよく聞かれるんですけどね。
個人でご契約される方は、それぞれですよ。
この辺に書いている通り、職種様々、職位様々、目的様々・・・
はじめに
少し前にTwitterで、
バイトの面接で「あなたの夢は?」と聞かれて「今いる猫と幸せに暮らすこと」と言ったら「そういうんじゃなくて、◯◯になりたいとかないの?」と言われてなんでやねんと思った、
みたいなお話を読みました。
あるある、と思いました。
コーチングのトレーニングは、
「今日はこういうことをやるので、夢を決めてきてください」
と言われて、いろいろな実習に入ります。その方がやりやすいですから。
そして、その夢も
・シンプルで
・叶ったかどうかが客観的にわかって(数値で測ることができる、とか)
・その人にとって現実的で
・いつまでに、と決められる
そういうものが、「やりやすい」とされています。
確かにそうなんです。
でも、実際のコーチングで「夢を決めてきてください」なんて言うことはありません。
だいたいのお客様が、こうしたい、こうなりたい、という目標をお持ちだからです。
それに向かって、確実に叶えることができるように、また、
その目標を通じて、もっと大きな生き方を考えたり。そんなプロセスがコーチングです。
逆に、目標もなにもない、という方には
目標を見つけるようなプロセスを取ります。自分ってなにが好き?から始めます。(そこにもテクがあったりします。決して「なにが好き?」とは聞きませんよ)。
なぜなら、夢とか目標があったほうが、人生「やりやすい」からです。
ちなみに、コーチングのトレーニング時のわたしの目標(夢)(こうなりたい)は
「死ぬまで夫と仲良く暮らす」でした。
(でした、というか今もそうなんですけどね)
ぴよぴよのヒヨコ初心者コーチは困っていましたね。
Twitterの猫の方と同じですもの。
(この目標は、専門用語的に言うと「チャンクが高すぎる」んです。なのでもっと具体化させてコーチングのテーマにするのがいいです)
まあまあ普通にやっていたらたぶん叶うだろうな、という目標は
コーチングの満足感(=変化)という意味では、あまり感じないかもしれません。
ちょっとがんばらなきゃ叶わないかも、とか
わ、けっこう大変だな、とか
今まさに困っているんだ、とか
そういうものがある人の方が、コーチングによる変化は感じやすいでしょう。
もっと! さらに! と思った時なんかも、最適だと思います。
コーチのご用命をいただくタイミングは、こういう方が多いです。
誰にでもありますよね。
ただ、ぴよぴよヒヨコを過ぎたわたしなら
猫の方にも、昔のわたしにも
満足感高く、そして確実に叶うようなコーチングができると思います。
今の状態をどう変化させるか、よりわくわくきらきら輝かせるか、具体化するか
そこが腕の使いようなんです。
jus de melon!