五感のはなし
実はコーチングでは五感を大切にしていまして、といっても
五感を研ぎ澄ませましょーう!みたいなことはしないのですが
この方はどの感覚が得意かを、わたし(コーチ)が知ることはとても大切なのです。
得意ってなんだ?と思いますね。
目がいい、耳がいい、ということではなく、
処理が得意な感覚はどれだろう(極端に不得意な感覚はあるかしら)ということを実はみています。
視力が良くても処理が苦手な場合は、よくあります。(苦手だから、使っていないから視力が落ちていないのかも?)
そして、できるだけその方が得意な感覚を使ってコーチングをしています。
たとえば、初めての場所へ行くときに、
聴覚で処理することが得意な方は、「改札を出て右へ進んで2つ目の角を左へ」とか言われたら行けてしまいます。
視覚で処理することが不得意な人は、地図を見てもわからない場合が多かったりします。
あと、体感覚(触覚とか味覚とか嗅覚とか)のみ優れている人は、地図やレクチャーに頼らず(処理できていないから)なんとなくの感覚で目的地へ行ってしまったり。
たとえば音楽も、視覚や体感覚さんは何よりライブ会場が楽しかったりしますが、聴覚さんは家で音源を聴くだけで満足できたり。
よく経営者の方が「あの社員はメモも取らないんですよ」とおっしゃいますが、実は視覚さんはメモを取らなくても完璧に理解できていたりします。仕事ができているならメモを取らなくても良くないですか?
こういうことを知っておくと、職場や家庭、お友達や恋人への伝え方が上手になります。
口で言ってもすぐ忘れる人には、メモを。
逆に、メモをしても忘れるならば、音で合図してもいいかもしれません。
または、一度一緒にやってみる。体験してみるとすぐにできる人もいます。
これ、うまく使えると便利ですよ。ご自分に対しても、もちろん効果があります。
じゃあ、わたしはどの感覚が得意なんだろう、と思った方は、