誰から学ぶか、誰と学ぶか、どこで学ぶか
習い事などをはじめるとき、入学する学校を選ぶとき、
何を重要視するかは人によって違います。
誰から学ぶか、誰と学ぶか、どこで学ぶか
どの方面から検討しても結局結論は同じなのかも、ということを書きます。
お教室や学校を選ぶとき、
先生がどんな人かを調べるのと同時に
そのお教室の環境や実績、どんな人が通っているのかなどを知りたい人は多いでしょう。
特に、私立の中学校などは「どんな生徒さんがいるのか」をまず気にするのではないでしょうか。
できれば「いいところ」に入りたい。そう考えると思います。
なにが「いい」のかは人によってちがうでしょうが
たとえば、優勝したい、とか、上手くなりたい、とか、可能性を広げたい、とかが「いい」のだとしましょうか。
なぜ「いいところ」に自分を置きたいかというと
みんなができている環境に身を置くと、自分も「できる」と思えるから
ということが理由のひとつになるように思います。
以前にも書いたような気がしますが
例えばプロ野球、優勝するチームはなんとなく決まっています。
一方、優勝したことがないチームというのもあります。
もちろん選手補強やらの理由もあるでしょうが
「自分たちは優勝できるチームだ(もしくは、どうせ優勝できない)」という思い込みができてくるから
ということも理由になると思います。
現に、常勝球団から弱小球団にベテラン選手が移籍したりすると、勝ち続けたりしますよね。
この思い込みを裏付けるための「勝つ」という結果は、指導方法に寄るところが多いでしょう。「誰から学ぶか」
その指導方法に適した人が集まってくる。自分と似ているところも多いので親しみやすい。結果も出やすい。「誰と学ぶか」
その結果が評判となり、カラーとなり、ブランドとなる。「どこで学ぶか」
有名なお教室や学校などに通うことを、
名前だけで選んでいる、とか、ブランド志向だ、と非難する人もおられましょうが
多方向からしっかり見極めたら、それは伊達ではないことに気づくと思います。
少なくとも、楽そうだから、とゆるい場所を選ぶのは、成長の足しにはならないかもしれません。