人生グラフを書いてみた- my story- 2

人生グラフ(と言うのもはずかしいが)を書いてみた、2日目です。

生まれてから22歳くらいまでは、こちら。

人生グラフを書いてみた- my story- 1

 

さあ、大学を卒業しますよー。今日はこのあたり。

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どうぞ。

 

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わたしは超就職氷河期世代です。今は氷河期ですよー、と言われていた年代ではなく、過ぎ去ったら超氷河期の始まりだった、という年でした。当然、今のような就職活動のノウハウもなく、新卒で就職しないとエラいことになるという感覚もあまりなかったように思います。そんな中、わたしは仕事とはつらくて難しいものだと思い込んでいたようで、企業が利益を出す意味、企業の利益のために自分が働くことがどうしても理解できず、また、納得いく答えに導いてくれる大人にも出会えず。マスコミと美術系の会社をいくつか受けて、晴れてフリーターとして世に出ることになります。本人は「よっしゃ、1年で映画100本見るぞ(達成しました)」とか思いながら気楽に過ごしていたつもりなんですけど、10円ハゲができたり、常にめまいがしたり、電車で気分が悪くなったり、ホームで倒れて線路に落ちたりと、心の負担はあったのだと思います。病院に行っていたら何らかの病名がついていたのかもしれません。また、家庭にも暗雲が立ち込めていきます。おかげでこのあたり数年間の記憶の一部が今もありません。

そんな中、まずはフルタイムのアルバイトに変わろう、さらに次は土日休みの職場に行こう、と、ものすごく低レベルな目標を叶えていきました。フルタイムで土曜半ドン(懐かしい!)日曜休みのアルバイト、それが母校の同志社大学での仕事でした。

押しかけのような形で声をかけてもらった職場は、同志社大学にできて1年目のリエゾンオフィスという部署でした。PRと企画と営業とイベンターと契約と経理と学生相談係、みたいな仕事をアルバイトながら責任を持ってやらせていただき、学内はもちろんのこと、国の機関とのやりとりも任せてもらえました。なかなか会えないような人とお仕事をしたり、自分では行けないようなところに連れていっていただいたり。皆さんに可愛がっていただき、喜んでいただき、指導していただき、仕事ってたのしい!わたし仕事ができる!と思えるようになったのは、やっとこの辺りです。それまでは本当に、自分は「誰にでもできるお仕事」しかできない、と思い込んでいたんですよ。今思えば本当にもったいないことです。実は、な話がありまして。辞めてから10年以上たったある日、当時の上司のひとりと飲んでいた時に「試用期間で辞めてもらおうと思っていた」と衝撃の告白が。理由は話すのがゆっくりすぎたから、だそうです。え、怖い…そこですか?!もし本当にクビになっていたら、わたしはきっとズタボロになっていたと思います。当時の状況を考えると、生きていなかったかもしれません。反対してくれた人がいて、よかった。

この頃は仕事でもお付き合いでも徹夜するし、学生さんとは土日も夜中も議論します。イベント前は自発的にホテルに缶詰めとか、たのしくいっぱい働きましたが、上司は心配だったでしょうね。また、基本的に理系の先生方とのお仕事だったので、いわゆる理系の考え方ができるようになったことは、本当に良かったと思っています。

お金をくれて育ててくれた母校と教職員の皆さまには感謝してもしきれません。大学職員の仕事は、基本的には学生さんや教員を輝かせるものです。この時期に、自分は人の話を聞いて可能性を広げることができるのかも、と思えるようになりました。わたしが母校でこのように育てられたので、自分が働くようになってからは当然のように、そうしていたのです。また、コーチングというものがあるということも、この時期に知りました(ここでは知っただけ)。

上司の計らいで1年と少しで、アルバイトから契約職員になりました。それじゃいっちょ正規職員にとチャレンジもしましたが、なんやかんや(もにゃもにゃ)で受かることができず、1年更新でいつまで続けられるかなあと思っていたところで雇い止め。どうしたものかと思っていたところに、当時一緒に仕事をしていた経営コンサル会社から横浜に行けないか?と打診をもらいます。当時付き合っていた人(今の家族)が神奈川県で就職することが決まっていたので、じゃあ行きます、と大学を退職しました。

 

今日もありがとうございました。

続きはあした

人生グラフを書いてみた- my story- 3

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