よそ者若者馬鹿者 = コーチ?
世の中を変えるのは、よそ者、若者、馬鹿者である
このフレーズはいろんな場面で引用され、書かれ、その通りだ、いや違う、と議論もされ
多くの方がきっと一度は目にして、考えたことがあると思います。
インターネットで検索すると、正しくない、とか、真に受けてはいけない、というコラムなどが目につくようですね。
わたしのストーリーを読んでいただいた方は覚えてくださっているかもしれませんが
インキュベーションマネジャー時代、
第三者の視点から提案とディスカッションができるということで、経営者の方にはとても喜んでいただけたという経験があります。
が、わたしが支援先の企業の営業をしたり、経営方針を作ったりしたわけではありません。
よそ者若者馬鹿者とは、この第三者ということではないかな、と思うのです。
第三者を上手に使いましょう、ということじゃないのかな、と。
いや、だって
いきなりよそ者の若者の馬鹿者に任せるって、変でしょ?
今までエキスパートのあなたがやってきたことを、よそ者若者馬鹿者に任せるなんて
ゼロから始めるってことになりますよね。
自分の大切なこと(仕事、人生、、)を他人に委ねていいですか?
(コンサルに不満を持つ経営者さんって、つまりここが解消しないのだと思います)
よそ者若者馬鹿者を使う側の方には、任せるのではなく、視点を借りると考えてはいかがですか?と提案したいです。
この「よそ者若者馬鹿者不要じゃないか論」をみるたびに
よそ者若者馬鹿者=コーチだなあと思うのです。
よそ者:コーチはあなたではありません(当たり前)。あなたと利害関係はありません。あなたに指図しません。
若者:コーチって高齢者が多いです(教えてやろう志向が強い人が実は多いので)。わたしくらいの世代は実は文字通り若者です。
馬鹿者:制限を取っ払う、思い込みを捨てる訓練を受けているので、あなたの天井を吹っ飛ばす質問ができます。
あなたの人生を変えるために、よそ者若者馬鹿者を使ってみる
コーチをつける人生って、きっとこういうことだと思います。