コンディションによって受け取り方が変わる
仮定の話で恐縮ですが、たとえば
同じ人に、同じことを言われたとしても
自分の状況や気分によって、受け取り方は変わりますよね?
とお聞きしたら「そうだよね」って思いますか?
思ってくださっているという前提で書いていきます。(世話ないな)
わたし花粉症で、今年はちょっと遅くなっちゃったんですけれど、金曜日に薬を出してもらいに病院へ行きました。
この辺りに引っ越してきてから、もう5年くらい通っている病院なんですけれど
ボロい小さい狭いエレベータのない段差の激しいビルから
新築ピカピカビル(エレベータあり!)のワンフロアに移転したんですよ。移転後初めて行ったんです。
先生はとても気さくな方なので
「ビルを建てている時から何が入るのかなーと思っていたけど、まさか先生が来るとは思わなかったよ」
と、移転おめでとうとともに軽口を叩いてみたんです。
そうしたら、先生ひとこと
「でしょ?ざまぁみろーーー」
わたしは、めっちゃ先生らしいなーとうれしく思いましたし、
こういう言葉が咄嗟に出るこの先生が、やっぱり好きだなーと思うのですが
これって、人によっては悪くとっちゃう人もいらっしゃいますよね?
現に、このように文字にすると、ちょっと過激に見えるな、と改めて思います。
もしわたしが、ものすごい機嫌が悪かったりしたら「いらっ」としたかもしれませんし
そもそもわたしの軽口が、先生を「いらっ」とさせる可能性もあります(今気づいた)。
どう受け取られるかを考慮して文章を書く、ということは
きっとライターさんや編集者さんにとっての必須科目なのだと思いますが
でも、それが行きすぎて「つまらないなー」と思ったりすることも、きっとあるのでしょう。
わたしたちも、誰かとの会話でちゃんと意図が通じるように話す、というのは大切なことです。
が、受け取り手(相手)次第という部分もままありますよね。
コーチングは基本的に、相手を自分の都合の良いように変える、ということはできません。
なので、自分に何ができるか(自分ごと)を探していくんです。
この場合、自分ができることとしては「ちゃんと意図が通じるように話す」とともに
「できたところ/いいところに注目する」
「体も心も、最良の状態でいられるようにする」
こういうところかなあと思うのです。
とりあえず、少なくとも、まずは、自分がにこやかにいられるようにしたいものですね。
(そうすると、その場のイライラパワーは半分以下にはなるでしょう。)
自分の機嫌は自分でとる、そんなこともコーチングでできるようになります。