心技体
言わずと知れたお相撲や武道で大切にされている要素ですね。
それにとどまらず、何をするにも、心と、技術と、体は大切だ、とも言われています。
わたしはコーチなので、心の部分の専門家です。
コーチングに必要な技術や体(コンディション、とかも含めて)は磨くべきと思って励んでいます。
というレイヤーではなく、
心の専門家が、技や体に言及すること。
これは、できることなら避けたいなと思っています。
もちろん、そうは思わないコーチもおられますが
所詮、餅は餅屋。専門家が専念する方がいいと思うのです。
極端な例を言いますと、関西の球場で見るプロ野球。
ヤジとかすっごいですよね。
「もっと○○してからバット振らんかい!」とか
「あいつは肩を鍛えなあかん」とか
みんな一家言あるようですが、それを信じて練習するよりも、専門家とトレーニングした方がいい、とわかりますよね。
コーチが技や体の部分を指導することも、これと同じだと思っています。
自分の経験からアドバイスしたくなる気持ちはわかります。
でも、心の専門家であるコーチが、相手の可能性をどんどん広げていくことができるように
技術の専門家が指導することは、その人の可能性をどんどん広げるでしょう。
体の専門家も同じです。
理想を言えば、ビジネスでもスポーツでも
心技体それぞれの専門家をつけて進んでいくのがいいんだろうなあと思います。
欧米のプロスポーツチームなどは、そうしていますよね。
特に心の部分は後回し、素人が口を出しやすい部分なのですが、プロを使うと変わりますよ。
とお伝えしたかったわけではないのですが、こんなまとめになりました。