傷つきたくない(強くなりたい)
えーと、つづきです。
強いってなんだろな
コーチングを受ける方がおっしゃる「強くなりたい」は、たとえばこんなこと?
・いちいち傷つきたくない
・周りの影響でメンタルがアップダウンするのがしんどい
・おおむね機嫌よく生きていきたい
・できることなら、他の人に優しくしてあげたい
キーワードとしてこれを頭の片隅に置いておいてください。
「いいこと、できることに注目する」「自分ごとと他人事を使い分ける」「ひとりはこわくない」
で、今日は「傷つきたくない」です。
これ、人によっておっしゃっていることが大きく違ってくると思うので
まずは具体的に「どういうことで傷ついたのか」をお聞きするのですが、ここでは大雑把に進めてみます。
傷つく、って何でしょうね。と考えてみると、おそらくこう言えるのではないでしょうか。
「自分ではない他人(周り)の影響を受けること」
物につく傷を考えると、置いてあるだけで傷つくことはありませんよね。
経年劣化も小さい埃や日光や空気の影響をを受けていますから。
故意であれ過失であれ、別のものとの接触とか、地震があって置いてあるところから落ちたとか、
まあ傷ついた物(本人)に言わせると「自分のせいじゃ、ないのにー」って感じ?
これ、人間も、そう言ってしまえばいいと思うのです。
「わたしのせいじゃない」「あいつのせいだ」「わたしは悪くない」「あの人が悪いんだ」
これですっきりするなら、言えずに傷ついて、もじもじ止まってしまうよりは、100倍いいです。
そういう場合は、「他人のせいにしちゃえ!」とわたしはおすすめします。
ただ、落ち着いたなら
ずっとそれでいい?ということも考えてみましょう。
いつもいつも周りのせいにして、傷つくことを防御するだけでいい?それであなたのなりたい人生になる?
傷つきたくない、ではなくて、こうなりたい、を考えていきたいですね。
わたしはよく、船にたとえてご説明したりもします。
傷つきやすいあなたを船にたとえると、小さい木造で、しかも碇がちゃんと降ろせていない船のようかもしれません。
風が吹いたり、波が荒くなったり、他の船が通って引き波が立ったりすると
ゆらゆら揺れて、下手したら転覆しちゃうかもしれないくらい、小さい船かもしれません。
もっとどっしりとした船になれたり、がっちりと留まる碇を手に入れられたら、
もっと生きやすくなりませんか?
船の揺れを心配するのに使っていたエネルギーを、やりたいことに振り分けられたら、いいと思いませんか?
頑丈で大きな船になれたら、
乗組員はもっと快適に過ごせるでしょうし、他の人を助けることができるかもしれません。
新しいことをはじめられたり、もっと遠くへ行くことができるかもしれませんね。
はい、ではどうするの?という部分、
来週にしましょうか。