好きすぎる、嫌すぎる
なにごとも「すぎる」と不便、と申しますように
好きすぎても、嫌すぎても、快い状態からほど遠くなったり、いたします。
(なんで落語風かはさておき)
たとえば
ついつい飲みすぎてしまうビール(好き)
やらなきゃいけないのに手をつけられない確定申告(嫌)
亡くなったねこのこと(好き)
生理的に絶対合わないあいつ(嫌)
振られちゃったけど忘れられないあの人(好き)
なんてね。
好きすぎて、嫌すぎて、
健康を損なったり、業務に支障が出たり、悲しくなりすぎたり、腹が立ったり、次に進めなかったり、
そんなこと、ありますよね。
(不都合がなければ、そのままでいいんです。溺愛/憎悪してください)
(ああでも、憎悪は身体に悪いと思うので、対処しましょう)
出会いや経験が、あなたにとってとても大切なものであればあるほど
手放すことが怖くなります。手放すことに嫌悪感を感じることもあるでしょう。
たとえば
大切なねこを失った悲しみが薄れることが、罪悪感になることもあるかもしれません。
もちろん、その悲しみに存分に浸ることも大切でしょう。
いつか、癒える時を待つ。それも選択です。
でもたまに、自然には癒えない悲しみを持つ方もおられます。
(それは、ビール好き、事務処理いや、あいつ嫌い、まだ好き、も一緒です)
「どうにかしたい」とご本人がおっしゃるのであれば
コーチとしては、ねこのことを大切に思う気持ちはそのままに、悲しみだけ薄めましょうか?と提案します。
これは、ビール好き、事務処理いや、あいつ嫌い、あの人好き、も一緒です。
ビールなら、美味しく1杯で満足できるように、
事務処理は、好きにならなくても、淡々と処理できるように、
あいつのことも、なんとも思わなくなるくらいに、
あの人のことは、楽しかった思い出だけを大切に、
そういう、都合のいいことができますよ。
だって、
大好きなビールで健康を損ねたり、好きじゃない物事で思い悩んだり、
好きな人のせいで進めなかったりするのって、もったいないですからね。
「すぎる」で生じる不都合は、薄めましょう。
ピンポイントで「これ!」というものがある方は、おためしコーチングで対応できます。お問い合わせください。
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