変化しづらいテーマ
どんな方でもコーチングで人生いい感じにすることはできます。
コーチをつける意味は、気分良く、早く、もっと、そうなるためにです。
が、正直、ずーっと同じことを繰り返されているなあと思うような方も、たまにいらっしゃいます。
会社などがコーチの費用をもっていたり、別のところにコーチをつける意味を感じてくださっているならいいんですが
そういう方が自分で費用を払ってコーチをつけるのは、ちょっともったいないかもと思ってしまいます。
コーチングは、ご本人が「やりたくない」「変わりたくない」と思っておられたら
おおむね、その通りになります。
無意識が思っている通りになるのです。
「やりたい」けど「できない」なら、「できない」をコントロールするのはコーチの得意技。
でも、「やりたくない」「変わりたくない」を無理やり変える(やらせる)のは
誘導になってしまいますので、やりません。コーチは誘導しません。
こういう方のコーチングをするときは
「やりたくない」のか「やりたいけどできない」のか、どちらなのかに気づいてもらうこと。
簡単なポイントとしては、「やれば、自分がどうなるか(それはうれしいか)」ということ。
たとえば、わたしは早起きが苦手です。仮に「早起きしたい」をコーチングのテーマにしてみましょう。
早起きすると、あなたにとっていいことはありますか? と聞いてみます。
ん?特にないかな。
現状に問題はありますか?
んー、特にないね。
本当に早起きしたい?
いや、そうでもない。でも早起きした方がいいとは思っている。
こういうときは、変化しづらいです。
他にも確認の方法はいくつかありますが、たいてい
では、早起きして得られる「わくわく」を見つけましょうか。
という宿題をお願いしてみることにしています。
本当は、「早起きしたい」という状況になった時に、コーチングのテーマとして取り上げた方がいいです。