ブランコ効果
一般的なコーチングでは、「では、一番最初に何をしましょうか」ということを考えるのが定番です。
その時は、寝ながらでもできそうなくらい簡単なことをやるのがいいです。
仕事の山がある。まずはパソコンの電源を入れる
部屋を片付けたい。まずはゴミ袋を買う
あの人とデートしたい。デートの場所を検索しておく
お茶を飲みたい。お湯を沸かす
でも、その次の行動にうつることができない人っていっぱいおられます。
お湯が沸いたら放っておくわけにはいきませんから、誰でもお茶を淹れるだろう、と思ったら
それはね、甘いです。お湯を沸かして放っておくような人もいるんですよ(うちの家族ですよ)。
コーチも、一番最初にやることを決めた後、次にお会いするのは2週間後だったりするので
2番目の行動のサポートがしづらかったりもします。
それをどうにかするために、工程表のようなものを作って
クリアするたびにメッセージをいただくとか、そういう工夫をしますが
コーチから「やりましたか?」とは聞かないので、そして聞いても意味がないと(私は)思うので
2週間後に
「どうしてできなかったんでしょうね」と検討することからはじめないといけなくなったり、します。
これはとてももったいない。
どうしたらいいと思いますか?
はじめに、つづけられなさそうな理由があるのであれば、それに対応しておくこともひとつ。
(私にはできない、と思っているならば、それを「できる」に変えておく、とか)
やらない<続けたい、となるようなワクワクを身体いっぱいにする、というのもひとつ。
(コーチと一緒に、めちゃくちゃ妄想したりもします)
あとは、ブランコのイメージを持ってもらうのもいいかもしれません。
ブランコって、漕いでいくうちにだんだん遠く、高くまで動いていくことができますが
一旦止まると、漕ぎ出す時の力って、結構かかりません?
これと同じと、思っておくのはいかがでしょう。
やりたことができるまで、やめずに続けた方が楽。
1回動き出したら、そこそこのパワーで漕ぎ続けるだけでどんどん高くまでいくことができますが
止めてしまうと、再開するために結構なパワーを使う。
ああ、これすごい。いい例かも。(自分で言ってりゃ世話がない)
ブランコ効果とでも名付けておきましょうか。(ざっと検索した限り、同じような意味で使われている例はなさそう)
というわけで、雨の金曜日。よい週末を。