効果的にインプットする(自分事編)
セミナーとか研修とか、受けていても身についていないことも多いですよね、という話が昨日でした。
ちゃんと「できるようにしたい」というセミナーかどうかを選びましょうね、と
ある意味他人事の話をしましたが、今日は自分事。
受け手としてどうしたら身に付きやすいかな、という話をしましょう。
映画でも漫画でも、美術作品を鑑賞するときなどもそうですが
「どれ、批判してやろう」「アラを探してやろう」と無意識にでも思っていると
その作品の至らない部分ばかりが気になってしまいます。
そんな見方は、きっと「おもしろかった!」「たのしかった!」にはつながらないでしょう。
(もちろん批判がお仕事だったり、間違い探しの役割がある人は別の話ですよ)
脳の仕組みから言うと、たのしむために鑑賞するならば「たのしむぞ!」と思って臨む方がいいですよ。
同じように、セミナーやら研修やらも
批評してやろう、どれどれお手並み拝見だ、どうせ役に立たない、きっとできない、
そんなことを思っていると、どうしても脳はその部分を探して(そして自分を肯定して)しまいます。
ね、やっぱりできないでしょ?と思いたいわけではないならば
できるようになるぞー!って思いながら受講する方がいいです。
そう思っても、なんだかやっぱりイマイチだな、という場合には
反面教師にでもして、何かヒントをつかんで自分でやってみましょう。
イマイチだなー、で終わってしまうともったいないですからね。