お片付けコーチングの実例

部屋を片付けたいんです、というお客様がなぜかとても多く

そういうコーチングもやっています。

コーチングは物事を合理的に考える(進める)もので、ごちゃごちゃを整理する役目もあるので

確かに、お片付けとコーチングって親和性があります。

今日は、コーチが考えるお片付けプロセスを、コーチングの実例も織り交ぜながらご紹介します。

 

どういう進め方をするかは人それぞれではあるのですが、ほぼ全員に共通している

「わたしは片付けが苦手だ」という思い込み、思い込みじゃなくて事実だよ、と思われるかもしれませんが

この思い込みがあることによって「苦手だ」→「できない」→「やらない」のスパイラルに陥ってしまいますので

まず、ほぼ100%、「わたしは片付けが苦手だ」をチェンジすることから始めます。

(「わたしは片付けが上手」とかね。事実じゃないとしても思い込みなので勝手なものでいいのです。それで行動できるなら)

 

片付けが苦手ではなくなったあなたは、きっと、無意識でもどういう片付けをしようか考え始めると思います。

が、ちょっと待ってください。まず、ゴールから設定しましょう。

どんな状態のお部屋が理想ですか?

いろんな条件を吹っ飛ばして、理想の部屋を想像してみてください。

それを、無意識に残す、というコーチングをおこないます。

 

理想のお部屋をイメージするために、素敵な場所を知っておくことも大切です。

変化は「知る」→「やる」のプロセスからでしか起こりません。

 

片付けが上手で、理想の部屋を思い描いたあなた、次にやることはなんでしょう。

わたしはなんとなく、あなたの価値基準の中に「片付ける」をインストールする、

または、優先順位をあげるといいのではないかと思っています。

これは、わたし自身も無意識に行ったことだからです。

コーチになるずっと前ですが、ある時から「部屋をスッキリする」「おしゃれに」「居心地よく」という価値基準を持ったように思います。

 

この価値基準を持つと、選択の全てが「片付ける」を優先して考えられるようになります。

好きなことを我慢するのではありません。

収集癖のある方が「片付ける」の価値基準を持っていると、収集したものを片付ける方向に進むことができます。

収集と片付けの両立ですね。

 

わたしはこの「片付ける」と「おしゃれに」の価値基準を持ってから、

・チラシやパッケージなどは「わたしが保管しなくても誰かが保管している(から捨てる、もらわない)」と思えるようになった
・趣味のグッズを買うときも「かさばらない」を優先に
・おしゃれじゃないものは買わない(間に合わせの収納グッズなどはゴミになる)
・買ったもののパッケージはすぐに捨てる(紙袋に入れたまま、箱のままだとかさばりますよね)
・収納の限界以上に物を増やさない

というようなことができるようになりました。

さらに、「片付ける」と「本が好き」を比べた時に、本は好きですけれど、

わたしは「片付ける」を優先できるので基本的に紙の本は買わないようになっています

「紙の本が好き」という方も「片付ける」の価値基準を持つことによって「紙の本を持って、片付ける」が必ずできるようにコーチングします。

 

同じように、昔集めたDVDなどはケースを捨ててディスクだけファイリングしています。ジャケットはインターネット上で見ることができますからね。わたしはこういう割り切りができます。(が、以下、本の場合と同じ)

 

そんなわたしでも、お洋服やらなんやらは数年おきに溢れてしまいます。

捨てなければならない、そんな時に役立つのが「マインドフルネス」です。

そのお洋服と自分だけに向き合って、余計な雑念を入れずに、必要か不要かを選択する。

おそらく、恐ろしいくらい真顔で、黙々とさっさと仕分けをしていると思います。

だって、片付けの作業は、ゴール設定(収納場所を作る、量を把握する)して、やれば終わるのですから。

 

もしかしたら、「ときめくか」「ときめかないか」と考えようとしている時点で、それは雑念なのかもしれません。

ときめきは無意識のもので、「ときめこう」と思ってときめくものではありませんから。
(すみません、あまりこんまりさんを知らないのに書いちゃいました)

 

片付けるときに、「嫌だなー」「めんどくさいなー」「果てしないなー」など(雑念)と思って、いいことってありませんよね。

黙々と作業に集中する、雑念に気づいたら自分の外へはき出す。こういう練習になるのがマインドフルネスですよ。

 

お片付けできない方、コーチにお手伝いさせてくださいね。

 

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