説明、理解はパーフェクトな反応を生むか

私はよくある(される)んですけれど、

分野の違う人(そして近しい人)とコミュニケーションをとっている時に

こちらの知識が足りない、と思われて

別に必要のない説明をくどくどくどくどされる、または

別に興味のない体験を勧められる、その人が思う「いい行動」をするように言われる、

または、その人の説明を聞いて自分が取るべき最適な行動を考えろ、などなど

 

その結果、

おそらく相手は「自分の望んでいたパーフェクトな反応」が返ってくると期待している、のだろうなあと思いますが

大体において、逆です。だんだん顔が無表情になり、返事が「はー、はー、はー」になっていくのがわかります。

 

そもそも、パーフェクトな反応自体が傲慢ですわね。

 

これがビジネスシーンならうまく対応できますが

プライベートでそんなことする義理はない、と思っています。

このようなコミュニケーションは無駄だと痛感しているので

私自身は、もしかすると説明が少ない、押さないタイプかもしれません。

 

もちろん丁寧に説明することで納得、理解できて、あなたも私もハッピー!というパターンもあると思うのです。

ただ、コーチとして人のプロファイリングをする時に

説明で納得する人、結果で納得する人、体験で納得する人、いろんなパターンの人がいるのが分かっています。

なので説明することが悪いわけではく

「説明が納得につながる人ばかりではない」ということを知って

「パーフェクトな反応がないということは相手の知識がないからだ」というのは勝手な思い込みだということを知っておく必要があると思っています。

 

また、その人の状況や経験、話題になっている対象など、いわゆるコンテクストによっても変わると思います。

すでにそれを知っていて、体験した上であなたと違う意見を持っているかもしれない

説明されてもできない事情がある、

仕事に説明(知識)は必要だけど趣味には必要ない、などなどです。

 

このあたりのコミュニケーションを上手にするためには

相手の状況を知る(聞く)こと、相手を理解することはできないので理解しようとする態度が

必要だなと思っています。

 

 

 

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