行動経済学 | コーチ三木未希

システムと無意識の両面から行動を変える

MIKI MIKI — Thu, 01 Dec 2022 14:05:38 +0000

　以前、行動経済学とコーチング（実践心理学という人もいる）（私は言わない）のことを書きました。

サンクコストの誤謬

　もっと前に、ソーシャルマーケティングに興味を持っていたこともあって少し書いていました。この三者は、ルーツや手法は違うけれど目指すところは同じ、という非常にこれからが楽しみな分野。お互いに仲良くよりよくできるといいなと思っています。

　そんなことを考えていた時に、ふと気づきました。行動経済学やソーシャルマーケティング、ちゃんとした学問だからか、「枠組み」「仕組み」を整える、という過程をとっていると思います（つまり言語化しやすい、端的に説明ができる）。上記記事中にある「やりおる！行動経済学　かまいたちとちまたのアカンたち」にも取り上げられていたように、地面にラインを引くことでゴミを分別しやすくする（レジ前のソーシャルディスタンスのラインもそうですよね）など、ある程度は仕組みを整えることで人の行動を変えることは可能です。ただ、コーチの立場でいうと「行動の種類」には、かなり限界があると思うのです。あえていうなら、できることは限られているぞ、と思います。

　私もいくつか執筆している「コミュニケーション」「ダイバーシティ」その元になる「心理的安全性」などは、仕組みやシステム、ルールを整えるだけで実現するものではありません。1on1を重ねて、マニュアルを作って頑張って、うまくいく事例が珍しがられている状況です。このことは、実際に取り組んでおられる担当の方はもちろんのこと、会社で働く多くの人々も実感されていることでしょう。

　そこでコーチングです。ひとりひとりの無意識の行動、無意識の考え（意識できない行動、意識できない考え）を変えていくことこそが、実現を下支えすることになるのだと思います。実際に、私のコーチングでは「楽に行動（変化）できるために」無意識の変容を確実に行うことを大切にしています。どう変容するかは、あなた次第。私が勝手に変えることはありません。「どうなりたいか」に基づいて提案していきますので、たのしくわくわくとイメージしてもらえるといいなと思います。

　行動を変えるには、システムと無意識の両面から。（自分事なものについては、無意識を思い通りに変えることで、システムも自分で変えていけます）

コーチング、おためしください！

横浜ランドマークタワーのツリーはハリーポッターだそうです

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