Z世代 | コーチ三木未希

コーチングとタイパ重視は相性抜群。タイパの目的は考えましょう。こなすためになっていませんか？

MIKI MIKI — Wed, 22 Feb 2023 14:32:54 +0000

お若い世代はタイパを大切にしている、とやいやい聞きます。タイパって「時間を費やす価値があるかどうか」だと思うのですが、これを述べている若くない世代の偉い人の話が、いまいちダサいんじゃないかなと思いながら、いろんな話を読んでいます。わたしは正真正銘おばちゃん世代（44歳）なのですけれど、コーチという職業柄「効率的に」ということは重要視します。なので、タイパを考えることは大賛成です。たとえば、ある商品の詳しいスペックなんて、昔は置いてあるお店を足で探して、そこに出向いて、実際に見ないと分かりませんでしたが、今はインターネット上でカタログを見られますし、実際に使った人の声も知ることができますよね。知って、買う（もしくは買わない）。行動するまでの時間は短いほうがいい。これは鉄は熱いうちに、ということと、数打ちゃ当たるの両面から、そう思います。悩む時間は無駄じゃない、かもしれませんけれど、悩まずに行動できて人生変えたほうがいい、と思うタイプです（＝考えない、ということではないですよ）。

ということを前提として、ではタイパを重視して空いた時間で、みんな何をしているんだろうなんて思います。それとも、時間のない中でチェックしないといけない情報に触れるためのタイパなのでしょうか。なんとなく、後者なのかな？という気がしますがいかがでしょうか。こなすためのタイパ重視は、何かしらの行動に、また、自分の人生の「大切なこと」に結びついているのかな、つまり、それはなんのためにやってるのかな？ということをちょっと考えてみてもいいのかもしれません。

こんなことを考えたのは、こんな記事を読んだから。

「昭和のおっさん全開乙でもいい！」タイパを求める人間が退化するワケ＜伊藤羊一×池田紀行＞

タイパのことを論じるお若くない世代は、とかく「タイパけしからん」か「タイパ重視の世代に売り込む方法（短い動画で、とか）」になりがちです。この記事もその気がある上に、『「今の時代に努力ですか（笑）」みたいな。』がかなり気になったのです。どの層への印象なのかは分かりませんが、今の時代、努力の方法がわからなくて悶々としているとか、手当たり次第にやってみて上手くいかないとか、時間もお金も気持ちも余裕がなくて、ということで苦しんでいる方が多いのではないかという印象です。

コーチングは、「悶々としている」「上手くいかない」をタイパよく解決していく方法です。何に力を注ぐかをくっきりとさせて「余裕」を生むのもコーチングは上手です。タイパ大事！と思っている方こそ、コーチをつけていただけるといいなと思います。

コーチングのエッセンスを伝えているのがこのコラムです。週明けに1週間分ダイジェストをお届けしているLINE公式アカウント、ぜひ登録してくださいね。

その他時節のメッセージなどをお送りする予定です。コーチングはじめやすいクーポンも配布中！そんなにうるさくないはずなので、どうぞお友達になってください。

本もどうぞ。

＿＿＿＿＿

『つよつよメンタルで人生は思い通り』三木未希

ハイブリッド総合書店 honto 「人生訓（ビジネスマン）」ランキング2位　-2021年10月15日-

Amazon 17位「論理学・現象学」ジャンル（2022年7月28日付）

【まだ売ってない本しか紹介しない】架空書店 3位　　（2021.10.3)

電子書籍もあります！

出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA
発売日 ‏ : ‎ 2021/10/8
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 208ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4041119189
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041119181
目次など詳細はこちら。

【メンタル本大賞2022　メソッド・考え方部門同率1位！】

【掲載情報】

・月刊人事マネジメント2月号『行動が変わるコーチングのヒント』WEBでも読めます（2023.2.5)

・サライ.jp『うれしい変化を敏感に感じて「続けるエネルギー」にしよう【つよつよメンタルで人生は思い通り】』書籍からの抜粋です（2022.10.1）

・サライ.jp『「簡単にできること」を積み重ねれば、やりたいことができない状態から抜け出せる【つよつよメンタルで人生は思い通り】』書籍からの抜粋です（2022.9.24）

・『月刊総務（株式会社月刊総務）』2022年1月号　総務のNEWS欄に書評掲載

・ダ・ヴィンチニュース『わくわくできる人生を送りたい人必見！「つよつよメンタル」で幸せを掴む方法』月乃雫さんによるレビュー（2021.10.20)

・bizSPA!フレッシュ「なりたい自分になるには…頑張らなくても行動ができる3つの方法」（2021.10.19）
Yahoo!ニュース　　楽天infoseek ニュース　に転載されました（記事にリンクしています）
その他メディアは確認中です。

・bizSPA!フレッシュ「メンタルが弱いと嘆く前に…「言葉遣い」から人生を変える方法」（2021.10.16）
Yahoo!ニュース　　楽天infoseek ニュース　に転載されました（記事にリンクしています）
LINEニュース　　スマートニュース　　グノシー　にも転載されています（それぞれのアプリ等から検索してください）

【KADOKAWAのプレスリリース】
2021.10.8
『つよつよメンタルで人生は思い通り』、好きなように人生を歩める、人気パーソナルコーチの技術が結集した1冊！本日発売！！

【スピンオフ企画！】
Coach MIKI のつよつよラジオ
ポッドキャストでお聞きいただけます！ Spotify Apple Google Anchor に対応済み
（上記リンク先のカバーアート下のアイコンから、お好みのポッドキャストでお聴きください）

The post コーチングとタイパ重視は相性抜群。タイパの目的は考えましょう。こなすためになっていませんか？ first appeared on コーチ三木未希.

「致命的」のラインが、だんだん下がっている時代？

MIKI MIKI — Thu, 19 May 2022 14:06:00 +0000

比較的、長文な日が続いている今週です。

特に何かがあったというわけではないんですけど、まあなんとなくです。

石橋を叩いて渡る、ということわざ？があります。

絶対に安心だと思えることも注意深くやる、みたいな意味だと思いますが

最近の私たちは、何かを購入したり行動したりする際に2回検索する、と言われますね。

つまり、その商品（や行動、モノコトってやつね）がどのようなものなのか、

スペックや工程などの基本情報（オフィシャル情報）を調べて、

購入した人、すでにやった人の「評判」を調べ

自分にとってメリットがあるかどうかを丁寧に検討する、と。

確かに、私もそうです。

調べた後に購入するとか始めるとか、やっぱりやめるも含めて「行動」に移すわけですが

Z世代と呼ばれるような若い人たちは、

それまでの世代と少し違うのかもしれないな、と思う事例を目の当たりにすることがあります。

情報を検索していくと、もちろんポジティブな情報もあればネガティブな情報もあります。

それを踏まえてどうするか、と決めるとき

重要なのは「前提」ではないかしら、と思うのです。

つまり、「買おう」と思って検索するか、「買わない」と思って検索するか。

これは脳の仕組みからも明らかな通り

「脳が思っている通りにする」つまり、買おうと思っているならば「買うべき理由」を見つけようとしますし

「買わない」と思っているならば「買わないで済む理由」を集めてしまうのです。

例えば、この本（リンクはご笑納ください）、いいよと勧められたとして。

買おうと思った人は、もうこの時点でほぼ買います。

または本屋さんでペラペラめくってみたり、ポップや帯を読んでみたりして

うんうん、良さそう。なんて思います。

期待とちょっと違ったとしても、「期待通りの内容であってほしい」と思いながら情報を得ませんか？

（残念ながら期待にそぐわなかった場合、めっちゃ残念な気持ちになりません？）

買わないと思っている人は

ネガティブなレビューを見つけるとホッとしたり、店頭に置いていないことでほっとしたり

そんなに売れていないみたいだし、なんて理由をつけて、「買う」という行動をしません。

なんなら、これいいよと言った人に対して

理由をしつこく尋ねたりするかもしれませんね。

これ、本に限らず映画でも音楽でもスポーツでも趣味でも同じですし

就職や転職や恋愛、結婚。ここでかける一言など、あなた（と周り）の人生を変えてしまうようなことにも当てはまります。

動かない、と決めて生きる人生と、やってみる、とチャレンジする人生と。

どちらが良いでしょう。

どっちが好きですか？

また、他人のレビューを待っている人生、誰かがやったことのある人生はおもしろいですか？

きっと、Z世代の人たちは、それよりも安心とか安全を取るのかな？

それでいいんです、と言われたら、コーチの私は何もすることができなさそうです。

（そしてきっと、コーチの私にはお声がかからないはず）

でもそのお膳立ては、いつまで「誰か」がやってくれるのでしょう。ちょっと考えたいところです。

行動しないと変化はない。

いくら「今のままがいい」と思ったとしても、環境に応じた変化というものが必要です。

私はコーチとして、とりあえずやってみたら？という姿勢でサポートしています。

だって変化のための仕事ですから。

致命的な（文字通り死ぬくらいの）ことが起こらないならば、やってみたらいいじゃない。なんて思いますが

「致命的」のラインが、だんだん下がっている時代なのかなあとも思いますので

私たちは、その中で「つよつよ」に生きていかないといけないのでしょうね。

やっていきましょうよ。

コーチ、お手伝いします。ぜひおためしください。