時代劇専門チャンネルで再放送をしています。こんなん書きました →

ドラマのセリフから

佐藤さん演じる主人公の秋山篤蔵を見初めて、育てて、見守っている存在の宇佐美さん。

小林薫さんが演じる華族会館の料理長ですが、この方の大切な価値基準に「真心（まごころ）」があります。

「（その作業に）料理を食べるお客様に対する真心があるのか」

「（篤蔵は見込みがありますか？と聞いた妻の俊子 -黒木華さん- に）あいつには真心があります。ついていってもいいのではないでしょうか」

宇佐美さんの「真心」には

誠実さ、愛情、素直さ、努力すること、思いやり、考え抜くこと、そんなことが含まれるのかな、と見ていて思います。

というのは前置き。

少し前に、とあるコミュニティ（Facebookです）に告知するよう依頼を受け、わたしが投稿をした企画がありました。

先日、それと同内容を別の人（この方も依頼を受けたのでしょう）も投稿されました。

・・・わたし、なんだかモヤっとしました。なんだろう？ と考えてみますと

この別の方は、わたしの投稿に反応もされていませんし、

投稿に「先日も告知がありましたが・・・」みたいな前置きもありませんでした。

きっとわたしの投稿を見ていないのでしょう。

絶賛「天皇の料理番」鑑賞中のわたしは、この方に対して

「真心が、ないのではないか？」と思ったのです（すみません、めんどくさくて）。

この真心は、わたしに対する真心と、

その告知内容（知ってほしい、広まってほしい、参加してほしい）についての真心です。

後者の「真心」については、広報やPRを本職にされている方はご理解いただけると思います。

わたしは点よりも線、線がたくさん網目のようになれば、たくさんの人に届く確率が増えると思うので

少なくとも、わたしが投稿するときは、

そのコミュニティの過去投稿を遡って、同じ告知記事に「いいね」なりなんなりするでしょうし、

投稿文にも「以前○○さんも投稿されていましたが」なんて付け加えると思います。

前の投稿へのリンクを貼ったりするかもしれません。

そうすることによって、○○さんがコメントをしてやりとりが生まれたり、

ああ、そういえばちょっと前にも見たな、と思い返してもらえたり、

身近に感じて、参加しようかなと思う人が増えそうじゃないですか？

告知する目的は「参加者を増やす」ですから、それに沿うように、できることはやりたいと思います。

わたしは、そうありたい。わたしの「あり方」はこうなのです。

これを宇佐美さんは「真心」とおっしゃっているのだと思います。

コーチングを身につける前のわたしなら、

これでちょっと不愉快になったり、嫌になったり、

その方は有名だから私の投稿よりいいねが多いのね、とくよくよしたりしていたと思うんですけれど

コーチである今は、どのように対処するかというと（ここからが本題）

・その人は真心がないんだな、と思う
・その人とわたしの「あり方」は違うんだな、と思う
・別にその人が真心を持っていなくても、わたしは関係ないな、と確認する
・お仕事柄、真心を持たれた方がいいのにな、とは思う（知らない方ではないのです）
・今は別に関係ないや、と思う（覚えておいて、関わる時は対応しよう）

こんな感じです。いわゆるマインドセットでしょうか。

そう思えたら苦労はしませんよ、と思われましたか？ はい、よく言われます。

なぜこれができるのかと言うと、悪感情を手放し続けているからです。

悲しい、寂しい、妬ましい、嫉妬心、恐怖心、不愉快、などの「悪感情」は、無意識で感じるものなので

「感じないようにしよう」と意識したところで、感じてしまいます。

意識しないよりはマシかもしれませんが、わたしは無意識の根本のところから手放す方がラクだと思っていますので

無意識にアプローチするコーチングで、サラッと悪感情を手放してつよつよになるのはズルっこではないでしょう。

心の安定につながると思いますので、おすすめします。よろしければお試しくださいね。

そうそう。

その方の投稿に「いいね」をつけておきましたよ。

＿＿＿＿＿

『つよつよメンタルで人生は思い通り』三木未希

電子書籍もあります！

【掲載情報】

・『月刊総務（株式会社月刊総務）』2022年1月号　総務のNEWS欄に書評掲載
・ダ・ヴィンチニュース『わくわくできる人生を送りたい人必見！ 「つよつよメンタル」で幸せを掴む方法』月乃雫さんによるレビュー（2021.10.20)

・bizSPA!フレッシュ「なりたい自分になるには…頑張らなくても行動ができる3つの方法」（2021.10.19）
Yahoo!ニュース　　楽天infoseek ニュース　に転載されました（記事にリンクしています）
その他メディアは確認中です。

・bizSPA!フレッシュ「メンタルが弱いと嘆く前に…「言葉遣い」から人生を変える方法」（2021.10.16）
Yahoo!ニュース　　楽天infoseek ニュース　に転載されました（記事にリンクしています）
LINEニュース　　スマートニュース　　グノシー　にも転載されています（それぞれのアプリ等から検索してください）

【KADOKAWAのプレスリリース】
2021.10.8
『つよつよメンタルで人生は思い通り』、好きなように人生を歩める、人気パーソナルコーチの技術が結集した1冊！ 本日発売！！

悪感情を手放す方法を理解するキーは「びん」もしくは「棚」です。ご興味あればおためしご依頼くださいね。

トヨタの動きが、なかなか他にない感じで注目されているかと思います。

広報や企業経営などの文脈での解説は、これからもたくさんなされると思いますが

けっこう、コーチの動き方に似ているところもあるので今日はその話題。

上記記事にもあるように

オリンピックが始まる前、あまりにも歓迎とは程遠いムードでしたので

トヨタは「予定通りにお金は出しますけれど、CMは流しません」と言いました（そして、そうしました）。

さらに、金メダルをかじられた事件（書くのもいやだね）。これに対してもトヨタは

すぐに声明を出しました。

どちらも、ちょっとやりすぎじゃない？ここまでやるの？って思われるくらいに。

世論はどちらも結構びっくりしたと思います。

これは「自分以上に○○してくれる存在」がいると、本人が冷静になれるという効果が生まれます。

悲しい人には、コーチがもっと悲しむと

怒っている人には、コーチがもっと怒ると

なんか、ばかばかしいかも？という気になりませんか？

これは逆に、

その人以上にコーチが喜ぶと、新しい喜びがもっと増す、という効果があります。

おもしろいですね。

今までは主観的な、自分の中だけの喜びだったものが

客観的な喜びに変わることによって、喜びの種類が増えたり、角度が広がったり、深度が増したりする、という動きと言えるでしょうか。

慰める、とか、気にするな、とかは、相手を傷つけてしまいます。

もし身近な人が悲しんでいたり、怒っていたりしたら

一緒に、それ以上に、悲しんで怒ってあげてください。