私は内部進学だったので大学にある学部の中で「どれにしようかな」ではありましたが、最終的に決めたのは「どの角度から考えるのが好きかな」でした。例えば「消しゴム」を取り上げるときに、素材に興味があるのか、デザインに興味があるのか、綺麗な消え方に興味があるのか、消しゴム会社に興味があるのか、と考えたとき、私は歴史に興味があるなあと思ったのです。

幸いにも大学の「歴史」は「歴史を書く」ための学問なので、高校までの暗記を競う歴史ではありません。さほど歴史の成績は良くなかったけれど歴史を専攻（文化史学専攻というところに行きました）したわけですが、そこで気づいたこと、学んだことは「人はどの時代も、幸せのために生きているんだなあ」ということと「人はみんな違う」ということでした。

私の専門である江戸時代後半から第2次世界大戦前にかけて、特に江戸から明治に変わる頃は「西洋を学ぶこと」が幸せのひとつとして大きな部分を占めていました。例えば、日本における化学研究は、西洋の爆薬の作り方を学ぶことから始まっています。優れた西洋風の爆薬を国内で作ることができるようになること、これが幸せであると信じて研究に邁進する人がいた。

これを知ったときには、ものすごくびっくりして目の前の景色が変わったように感じました。今もその教室とその時の風景を覚えています。

現代の日本の人で、これに賛同する人はきっと少ないと思います。でも、世界のどこかの国では、こういう「幸せ」のために生きている人もいるはず。そんな人々が今の世界を作っていて、過去にもさまざまな価値観を持つ人がいた。おもしろくないですか？私はめちゃくちゃおもしろいと思いました。

その後大変な紆余曲折をたどり今に至っているわけですが、ふりかえると、「人はどの時代も、幸せのために生きているんだなあ」ということと「人はみんな違う」ということは、コーチとしての自分を形作っている大きなパートだと思えます。これは言い換えると私の価値観であり、信念でもあります。

学生さんも、大人の皆さんも、今やっていることから何に気づくか、ということを少し意識してみてください。変化は行動からしか生まれませんが、行動は気づくことから始まります。まずは「気づくこと」。ぜひ、気づいてください。

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『つよつよメンタルで人生は思い通り』三木未希

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・サライ.jp『うれしい変化を敏感に感じて「続けるエネルギー」にしよう【つよつよメンタルで人生は思い通り】』書籍からの抜粋です（2022.10.1）

・サライ.jp『「簡単にできること」を積み重ねれば、やりたいことができない状態から抜け出せる【つよつよメンタルで人生は思い通り】』書籍からの抜粋です（2022.9.24）

・『月刊総務（株式会社月刊総務）』2022年1月号　総務のNEWS欄に書評掲載

・ダ・ヴィンチニュース『わくわくできる人生を送りたい人必見！ 「つよつよメンタル」で幸せを掴む方法』月乃雫さんによるレビュー（2021.10.20)

・bizSPA!フレッシュ「なりたい自分になるには…頑張らなくても行動ができる3つの方法」（2021.10.19）
Yahoo!ニュース　　楽天infoseek ニュース　に転載されました（記事にリンクしています）
その他メディアは確認中です。

・bizSPA!フレッシュ「メンタルが弱いと嘆く前に…「言葉遣い」から人生を変える方法」（2021.10.16）
Yahoo!ニュース　　楽天infoseek ニュース　に転載されました（記事にリンクしています）
LINEニュース　　スマートニュース　　グノシー　にも転載されています（それぞれのアプリ等から検索してください）

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わたし恐らくヒノキ花粉症が強くて、例年5月の下旬まですっきりしないのですが

今年はたぶん春が寒かったので、もっと長引いていたのでしょうね。

今日あたりから、すっきりです。

いつも花粉の時期をどう終えるかと言いますと（自己責任です）

1日1回飲んでいる薬を2日に1回にしてみる。

5月最初は2日目は使い物にならない人になりますので、用事のない日に試します。

そのうち、2日間くらいは平気、3日目はダメという日が続きます。

今日は3日目ですが、だいじょうぶそうです。やったー。

と、これはコーチングを受けていただく上でお願いをしている

「変化に気づく」ということと重なります。

コーチングを受けて、

あれ？今まではこんなことが起こったら、こう感じていたのに

そういえば、やり過ごせたわ。とか。

いつも途中で投げ出していたのに、ここまで楽に続いたよ。とか。

良い変化に気づくと、もっと良くしたくなります。

コーチングを受けている甲斐があるってもんです。

最近たのしく続けている「リングフィットアドベンチャー」が

今日たまたま

「変化に気づきましょう！」とおっしゃったので、こんな話題でした。

フィットネスなら、

パンツのウエストがゆるくなったぞ、とか

肩こりがなくなってきたわ、とか

バストアップしたかも？とか

そういうことを目印にしたらいいですね。

今週もがんばりました。よい週末を！

しそジュース！おいしい。

今回のシロップは、レモンを入れた方が色も味も良いです。

わたし日焼けしたくないですし、眩しいの苦手だし、虫だいきらいなので

美術館や博物館で、ちょっと意識して五感鍛えています。

ちょうどいまやっている展覧会がぴったりなので、そのご紹介を兼ねて

ちょっとしたコツなどを書いてみようと思います。

その前に。

なぜ五感を鍛えるといいのか、といいますと

コーチングは自分を変化させるために受ける方が多いですが

変化しやすい人ってどんな人かといえば

「感覚がするどい人」です。

感覚がするどいと、変化に気づきやすい。

変化に気づくと、わたしたちの無意識は「もっと変化しよう」と思って進みます。

だから、五感を鍛えるのって、悪くはないと思うのです。

五感というと、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚 ですね。

鍛える方法はさまざまあるかと思いますが、わたしが美術館や博物館でやっているのは

「それがあると気づく、それを味わう、想像する」ということです。

12月16日まで国立新美術館で開催されている

「カルティエ、時の結晶」は、

カルティエのジュエリーの展示をするだけでなく、

展示の什器や空間も含めた会場構成をみせてくれます。

たとえば。

会場は暗いです。その中を回遊するようにみていくのですが

暗いということに、気づく。おもしろがってみる。海の底みたいだなーと思う。

木の什器を使った展示では

木の匂いがする。木とジュエリー（石）の組み合わせに想像を巡らせる。

石切場を模した部屋では

動かない空気を感じる。でも足元から吹き上がるような空気（空調）。石の中のジュエリーの固さを感じる。

豪華なジュエリーの展示では

どんな人がつけたのだろうと想像する。わたしがつけたらどうかしら。それが実現したら、わたしはどんな人なんだろう。

石の美しさに気づいたなら

近くで見て、離れて見て、触ったところを想像して（触れません）。

つるつるしたものを口に含んだら（含めません）どんな感じだろうか、と想像したり。

と、そんなことを想像しながら味わうと

五感鍛えられちゃいますよ。

「どれかもらえるとしたら、どれにしよう」から考えてもいいですね。

わたしはジュエリーも好きですが、鎬（陶器とかによくある縦にしましまに彫った模様）が大好きなので

海の底から発見された木材を仏師が掘った什器が素晴らしくて

触った感じなんかを想像していました。

木の匂いを感じたり、石の「動かなさ」を実感できるような展覧会もあまりないので

「カルティエ、時の結晶」おすすめですよ！

写真OKのコーナーもあります。