風雲児たち | コーチ 三木未希 http://coachmiki.info 『つよつよメンタル』で人生を思い通りに 気分のいい個別コーチングと執筆など Tue, 09 Jul 2019 14:34:17 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.4 http://coachmiki.info/wp-content/uploads/2023/09/cropped-名称未設定のデザイン-4-32x32.png 風雲児たち | コーチ 三木未希 http://coachmiki.info 32 32 長(おさ)の役目 http://coachmiki.info/2019/07/09/1-186/ http://coachmiki.info/2019/07/09/1-186/#respond Tue, 09 Jul 2019 14:32:13 +0000 http://coachmiki.info/?p=1366 ばればれです。「風雲児たち」を引き続き読んでおります。 歌舞伎にもなった大黒屋光太夫のエピソードを読んでおりましたら これまた、いいセリフが。   光太夫たちが流れついたアムチトカ(アリューシャン列島の島)には […]

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ばればれです。「風雲児たち」を引き続き読んでおります。

歌舞伎にもなった大黒屋光太夫のエピソードを読んでおりましたら

これまた、いいセリフが。

 

光太夫たちが流れついたアムチトカ(アリューシャン列島の島)には

現地の住民と、アザラシなどの毛皮を採りに来たロシア商人がいました。

ロシア商人は数年間、毛皮を狩りに狩り、

倉庫がいっぱいになるころにカムチャツカから迎えの船が来ます。

迎えの船が見えたところで、嵐が来て、乗組員は船を捨てて小舟で島に上陸しました。

次の船は、数年後に「あいつらが帰らない」と気づいて差し向けてもらえたら上等、

そのまま見捨てられる可能性も大です。

さて、目の前で船が壊れて、帰ることができなくなったロシア商人はどうなるか。

 

はい、荒れに荒れます。

 

そこで、ロシア商人のリーダー ニビジ(ニビジモフ)が

漂流の先輩であるコーダユ(大黒屋光太夫)に聞きました。

 

ニビジ「コーダユは4年近くもよく仲間をまとめて来たなあ。教えてくれ、秘訣はなんだっ」

コーダユ「人徳じゃ」(笑うところです)

コーダユ「みんながヤケになりかけていたのは船が流されとった頃だ」

ニビジ「それをどうやって防いだ」

 

さあ、どうやって防いだと思いますか?

 

 

コーダユ「目標をはっきりさせた。長の役目はそれしかないんじゃ」

 

(ワイド版「風雲児たち」9巻 p88-89, リイド社)

 

いかがですか?想像通り?違いましたか?

この後、みんなで力と知恵を合わせて船を作ります。さあ、脱出できるのか?!

 

 

同じようなこと、ほぼ日の塾の課題でも書きました。

機会があれば読んでみてくださいね。

 

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神尾某(静ちゃんのお父さん)のいったこと http://coachmiki.info/2019/07/03/1-182/ http://coachmiki.info/2019/07/03/1-182/#respond Wed, 03 Jul 2019 06:38:57 +0000 http://coachmiki.info/?p=1325 「風雲児たち」という漫画をご存知ですか? 最近、三谷幸喜さんが歌舞伎にされたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。 みなもと太郎さんの作品で、歴史ギャグ漫画、といっていいのでしょうか。 幕末を描くために関ヶ原から […]

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風雲児たち」という漫画をご存知ですか?

最近、三谷幸喜さんが歌舞伎にされたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

みなもと太郎さんの作品で、歴史ギャグ漫画、といっていいのでしょうか。

幕末を描くために関ヶ原から(ワイド版 全20巻)描かれていまして

今は幕末編が32巻まで出ています

その他番外編などもあるので、なんだかよくわかりませんが

我が家には50数冊の「風雲児たち」があります。

 

全巻通して読み返すことはなかなかありませんけれど

いくつか好きなエピソードがありまして

スポットでなんども読んでいる部分があります。

 

ワイド版2巻あたりには、徳川秀忠(2代将軍)のエピソードが出てきます。

家康と家光にはさまれた結構地味めな将軍だと思いますが

「風雲児たち」のキャラとして、とても好きでして。

彼をとりまく人々が、とてもいいのです。

ふふーんと読み返していましたら、思わず「うぅ」ときたセリフがあったので

今日はご紹介しようと思います。

 

(以下、史実についてはわたしは調べていません。が、この漫画は史料をあたって、まさに「みなもと太郎さんが歴史を描く」スタイルで描かれている漫画であることはお伝えしておきます。愛好家の間では「みなもと史観」と言われています。SRさんとは違います)

 

秀忠の子(のちの保科正之→初代会津藩主 松平正之)を生むことになる静の父、浪人の神尾某のセリフです。

(この神尾とーちゃん、いいキャラですよ!)

 

運命(さだめ)とは、生命(いのち)を運ぶことじゃ

それのわからぬやつが「生命を運ばれる」と読んでしまう

運命とは、決してよそからくるものではないぞ

わかっていようが いまいが

自分がきめて 自分できりひらいてゆくものだ

命を精いっぱい使ってゆけ

それを「使命」というのだ

(「風雲児たち ワイド版」2巻 p241, リイド社)

 

これから50巻以上続く物語を象徴するようなセリフです。

比較的、歴史もののドラマなどは

「時代の流れに流されて」的にまとめられることが多いように思いますが

「風雲児たち」は、どんなにちょっとした登場人物でも、それがない。

そういうところが、わたしは好きです。

 

こういう背景が積み重なって、わたしはコーチをやっているんだなあと

いま思いました。

 

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