さて

人は持っていなくてもいい感情が、あるんですという話をよく書いているように思います。

（例えばこれとか）

ネガティブ感情が自分を作っているという思い込み

「5大ネガティブ感情」として「怒り、悲しみ、恐れ、傷心、罪悪感」が挙げられ、

これらの感情を原動力にしても苦しいよ（上のブログはそんなことを書いてます）、とか

これらの感情は不健康になるよ、とか言われています。

私はこれに加えて「嫉み」は必要ないと思っています。実感しています。

というのも、私自身は持っていましたから。でも手放したら楽になって、そして別に問題は起こっていないから。

これはコーチングで望まれるならどなたにでも再現可能なので

今日は、そんな「嫉み」について書いてみようと思います。

目次

私が持っていた「妬み」
「妬み」を手放してみたら
みなさんの「妬み」はなんですか？
コーチングで解決できる「妬み（他の悪感情）」

私が持っていた「妬み」

もう遠い過去のことだから書けますけれど、コーチのトレーニングを受けていると

お客様を獲得したよとか、もともとコンサルタントなどのお客様にコーチングしたよとか、会社の中で人材育成に導入できたよとか

そういう仲間が出てくるんです。

私よりもどんどん成果を挙げて、それをクローズドのSNSでシェア（しなさいという教えなので）してくれていたんです。

それ、見るの辛くてね。うらやましいし、ずるいなー（もともとお客さんいるじゃん）って思っちゃうし。

かといって、それを踏み台にがんばるぞ！とも思わないし（私あまやかされるのが好きなので）。

いわゆる「折れた」状態になりかけたんです。「妬み」のせいで。原動力にもならずに。

「妬み」を手放してみた

が、私はコーチ（トレーニング中だったけど）。

「悪感情を手放す」という技（後述しますね）を持っていたので、

徹底的にセルフで、またはトレーニングのデモンストレーションの時などに勝手に自分でやったりしました。

そうすると、「妬み」は結構スッキリなくなりまして。

仲間のシェアはおもしろく読めるし、よかったなあと思うし、新しい切り口は勉強になるし。

でも全てが素敵！というわけでなく、

ちょっとマウンティングしてる人のシェアなどは「やーねえ」とは思うけど、別に不快ではない。辛くない。

そんな自分に変わりました。辛さがなくなるだけでなく、「妬み」を手放した自分の方がええやん？って思います。

また、私はそもそも「妬み」を原動力にできておらず、むしろブレーキになりかけていました。

その「妬みブレーキ」を外したことで、気分良く自分の道を進んでいるなあと（自分のことながら）思えますよ。

みなさんの「妬み」はなんですか？

これを読んでくださっている方には、「妬み」ってどんなものがあるのでしょうね。

エピソードトークやエッセイやらでよく目にするのは、

やはり私と同じような「周りは売れているのに」みたいなシチュエーションでしょうか。

最初に引用したブログに出ている山里亮太さんの昔の芸風も「妬み」をベースにしたものでした。

（今は「結婚前と同じ笑いの取り方はできなくなったので、今はまたゼロからのスタートで楽しいんだよね」と発言されていました）

自分を変えることは怖いことかもしれません。が、そうなりたいならなった方がいいですよという後押し

山里さんはそれを原動力に、売れる芸としていかれましたが、それは結果が良かったから救われるもので

最中のご自身の心は、辛かったのではないかなと思います。

また、これから夏にかけては資格試験シーズンだったりするので

勉強の進捗や、合格不合格にまつわること。これは学校の受験もそうかもしれませんね。

あの時の仲間は憧れの学校の制服を着ているのに、みたいな

心がぺしゃんこになるような感情は本当に手放してほしいと親御さんは思われるでしょう。（私も思う）

あとなんでしょう。素敵なメイクや髪型の人に対して「妬み」の感情があるならば

きっと会うことも、見かけることも、なんだか素敵なインスタなんかを見るのも心が辛いと思うんですけど

辛いなーがなくなることは大前提で可能だとしたら

じっと観察して、なんならコツなんかを聞いちゃったりできた方が

自分にとってプラスになりませんか？

コーチングで解決できる「妬み（他の悪感情）」

手放せてたらいいな、

「妬み」のない自分、いいなそれ、と思われたとしたら、ぜひ私のコーチングを受けてみてほしいんです。

というのも、ごめんなさい。無意識のブレーキを外すコーチングのトレーニングを受けていない人ができることは

「自分は妬みの感情を持っている」と気づくこと、そして

「それはだめだ」「妬まないようにしよう」と思うこと

「どうすれば妬まないようにできるかな」と考えること、ここ止まりだと思うのです。

（事実、「ネガティブな感情はなくなるわけではありません」と書いてあるサイトの多いこと！）

「妬まないようにしよう」と思って「妬み」がなくなるなら誰も苦労しません。

「妬まないための行動」みたいなものを頭こねくり回して考えても実際にできません。

脳の仕組みから考えても、これらは不可能なので

「無意識からブレーキを外す」コーチングが必要なのです。ちょっとしたセラピー要素も入っています。

今日はそんなところで。あんまりいい雰囲気じゃない文字が並んでごめんなさいね。

ネガティブ感情を手放すコーチングは

おためしコーチングでも簡単なものならできる場合もありますので

やってみたいかもと思われたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

「24日のブログ読んだ」と書いていただいたら、ちょっとしたプレゼントも差しあげます。

（とりあえず、プレゼントは私が日本にいる間だけの予定なので、本当にお早めに！動き出しそうですよ！）

＿＿＿＿＿

『つよつよメンタルで人生は思い通り』三木未希

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と言われたことはないですけれど、コーチという職業柄、

ご自身の（苦しい）経験と同じ経験が（三木に）あるのか？ という姿勢の方は一定数おられます。

（これももしかしたら、ある種のマウンティングかもしれませんね）

もちろん、同じ経験、同じ境遇など、「同じこと」は心通わすためのきっかけにはなるのですが

コーチはそこに頼らなくても、あなたに寄り添って、そしていずれは行きたい方向に進むコーチングができます。

また、これはコーチだからじゃなくて、周りの人々も同じです。

たとえば、あなたが骨折したとして、相手も骨折しないと私の気持ちはわからないのよ、と

まあゴネてみたい気持ちはわかりますが、あなたにとっていい方向に進むかな？ と考えたら、どうですか？

また、受け止める相手の方も、

骨折していないからあなたの気持ちは分からないです、と言ってしまうとそこで終わってしまいますよね。

それを受け止めてあげたいなら、受け止めてあげられるんですよ。

というお話もまたくわしくいずれ。

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言語として認識できる訳なので、「これってマウント取られている？」と気にする人も増えます。

（つまり、花粉症という言葉がなかった時よりも、今の方が「花粉症？」と認識できる人が増えた、というのと同じ）

コーチングでの課題になるだけでなく、「マウンティング」についての執筆ご依頼をいただくことも多くて

なんとなくもやもやとしている方が多いのだろうなあと思っています。

直接自分を上げてマウントを取るのではなく、

「自分の知人」「知らない誰か」を例にしてあなたを下げようとするパターン、結構多くないですか？

なんの意味があるんだろか、と冷静に考えてしまいます。

かくいう私もマウントを取られることが多いかもしれません。

特に実害がないのであれば、へーと流すのがいいのかなと思いますよ。

あなたが攻撃しているわけでもないのに、他人を使ってまであなたを下げようとしている（自分を上にしている）人は

心がつらいのかなあと推察します。

自分が傷つかないために、相手を下げておく。そんな感じなのかなと思っています。

でもマウンティングって

仲良くプールで遊んでいるのに、いきなり頭を押さえつけられるようで

受ける側としては不愉快ですよね。

その不愉快をへっちゃらにする方法はコーチングでご提供しているのですが

自分で工夫するなら、たとえばこんな感じはどう？

「 」はあなたが口にした（する）言葉、ーが相手の言葉、（　）が心の声、ね。

「私エンジニアなんです」　ー　僕の知り合いにもエンジニアがいます（だからどうした）「そうなんですかー」

これはマウント封じかもですね。

「私エンジニアなんです」　ー　知り合いのエンジニアは○大学の院を出ていて（だからどうした）　「そうなんですかー」

何を書いても「そうなんですかー」に落ち着いてしまうので

マウントを封じて立ち去りましょ。

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山？？

ケースごとの対応方法、考え方なんかを書いていたんですけど

これはこれでおもしろかったので、また何かの形で復活できたらいいなあ、と思いつつ

30代くらいのビジネスパーソン（私は女なので女性は特にだな、と思いながら書きました）はナメられがち、ということについて

今日は少し書いてみようと思います。

仕事にマウンティングって必要なんでしょうかね？ わたしはビジネスは対等であるべき（カスタマーに至るまで）と思っています。

コーチングもまさしくお客様とコーチは横並びなので、ご契約時に必ず確認をしています。

が、そうではないビジネスパーソンも多々おられますよね。

特に、若い、女性（と自分では感じる）、初心者、無名、予算安い（なら断ればいい）、などなどの条件が重なったとき。

バカにされるだけでも腹が立つー！ですし、それで仕事自体に支障をきたしたら元も子もありません。

私個人のやったことでいうと

まず、コーチのトレーニング中に「私はナメられる」という思い込みを手放すワークをしておきました。

脳が思った通りになる、というのは脳科学的にも言えるそうなので、とりあえず捨ててみたのです。

（これはおためしコーチングでできます）

そして、あとは「ちょっと第三者の視点を持つ」というのも有効でしょう。

なんでこの人イキってるんやろ？

はあはあ、偉いですなあ。

なんて、心の中の関西人（できれば京都人）に言ってもらうのです。

茶化すことは進むためには必要ありませんが

こういう時に相手に対して使うのは効果的です。

茶化す

その際、あなた自信が「目的」を見失っていなければ、より相手のズレに気づくことができるでしょう。

この仕事の本来の目的（ゴール）は？

そのために必要な働きは？役割分担は？

あなた自身は、全力で目的に向いている？ズレてない？

一時的なお付き合いか、長く続くのか

なんて考えて

「不愉快です」というなり、「いよっ！」とノっておくなり、無視して自分の仕事をするなり、契約を打ち切るなり、内心バカだなあと思うなり、バカですねと言うなり

進む方向を考えましょう。

いずれにしても、仕事においてマウンティングのためのプライドは必要ない、ないほうが効率的に進む、

プライドを持つなら仕事の結果にではないですか？

と私は思いますので、そして今の時代はきっとそういう人の方が多いと思いますので

なんとか、超えていきましょう。

明日は祝日ですので更新お休みです！みなさまよい秋の1日を。

写真フォルダを「山」で検索したら出てきたフラミンゴ。どうして？と思ったら野毛「山」動物園の写真でした。

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『つよつよメンタルで人生は思い通り』、好きなように人生を歩める、人気パーソナルコーチの技術が結集した1冊！ 本日発売！！

オリンピックが終わった頃から、元アスリートの方の「現役当時はこうだった」のインタビューをよく見かけます。

その時にいつも気になっているのが、結構「苦しかった、大変だった」っておっしゃっているんですよね。

これ、コーチの視点だと「苦しまなくてすむなら、苦しまない方がよくない？」と思ってしまうんです。

苦しまないようにコーチングしたら、苦しまなくて済んだのに。大変だったんですねって思います。

で、インタビューで憧れられる対象の人が、特にキャプテンを経験された方が

「自分は苦しかった」と言いすぎることは、下の世代を萎縮させると思うんですよね。

大変なことを克服しないといけないのか、ってびびっちゃう。

もしかしたら、同時期のチームメイトも、なんだか微妙な心持ちになってしまうかも。

さらにうがって考えると、これもマウンティングの一種なのかもしれません。

マウンティングはパワハラにつながりますので、これはいけません。

放っておくと、苦しいの連鎖が起こる。少年野球なんかをみていたら、ちょっとそう思います。

楽に乗り越える方法か、そもそも苦しまない方法を考えたいですよね。

コーチングでは、まず「キャプテンは苦しいものだ」「スポーツで頂点に立つには大変な苦労が必要だ」

という思い込みを外したら、どうなるかな？と想像してもらいます。

苦しまずにチームをまとめられたら？

苦労と思わずに練習できて金メダルを取れたら？

あまり深く考えずにどうかな？と思ったら、きっと、いいと思う！と思うんです。

じゃあ、そこはコーチングで簡単に調整できますのでトライしてみましょう。

「想像できません！」は、どうにかしたいなら、ナシでお願いします。

ちょっと今の自分を超えた自分を想像してみましょう。

昨日の記事はこちらから。

マウンティングのことを考え中

仮に名付けた「しもべ」のことを書いたので、今日は「女王」のことを考えてみます。

それにしても、ここで言う「女王」のような振る舞いの女王様なんていないと思いますので

我ながら失礼な話です。すみません。

昨日、マウンティングは

基本的には、自分と他人を比べて自分が優位に立っていると思いたい、という人（女王と言いましょう）の態度から始まる

と仮定しました。このまま進めます。

「女王」はなぜ他の人より優位に立ちたいのか。

もしかしたら、

女王が優位に立っていると、周りに思わせたい。

という感覚も、同時にあるのかもしれませんね。

どうして「他の人はどうでもいい」と思えないのでしょう。

それはきっと、不安だからなのだと思います。

自分（の実力）に自信がないから、無理やり周りをねじ伏せて、女王すごい言わせることによって

優位性を感じて安心する、とか、

もっと単純に、ちやほやされることは嬉しいから安心する、とか。

これは、評価を気にしてしまう、という考えにもつながるものだと思います。

わたし「女王」だわ、でも違和感を感じるわ、と思った方、

この文章を読んで

そう言えば、過度に評価を気にしてしまうかも、と気づいた方、

それだけで、ステップアップのチャンスです。

わたしはわたしの実力（魅力、体力、知力、などなど）でやっていくんだ

他の人と比較する必要はない、と思えるようになるタイミングが来ました。

そうなると、きっと見えてくる世界が変わってきます。

どんな世界かって？

きっと、比較を超えた協力、共同で成り立つ世界です。

どうやったらそうなれるの？

コーチングを受けていただいたら一発ですけれど

気づいたことが、まず一歩だと思います。

マウンティングの場がSNSなら、少し離れてみるとか

対面での関係なら、やっぱりこれも少し離れてみるとか

できることからやってみてはいかがでしょう。

（ちょっとふんわり終わらせます）

基本的には、自分と他人を比べて自分が優位に立っていると思いたい、という人（女王と言いましょう）の態度から始まると思うんです。

その副産物として、周りの人（しもべとしましょう）が

あの人を優位に立たせないといけないから、わたしは自分を卑下しておこうとか、あの人のことを上げておこうとか

そういう気を使わなきゃいけない

その両方がマウンティングを構成する要素ですよね。今日は「しもべ」のことを考えてみます。

この構図って、幼い頃からありませんでしたか？

わたしは小学校の時の近所の同級生たちに、ありました。

女王な子がいて、彼女をいつも主役にしないといけないし、その子より目立ってもいけない。

しもべ役をさせられたわたしは「めんどくさ」と思って、次第に一緒には遊ばなくなりましたが

彼女はいつも、しもべの数人とつるんでいました。

なぜ、幼いわたしが「めんどくさ」と思ったのかはわかりませんが

ひとつ思うことは、そのグループとわたしは通った幼稚園が違ったのです。わたしはひとり、女王としもべは同じ幼稚園でした。

わたしはそもそもの始まりが一匹オオカミだったから離れようと思えた、のかもしれません。

マウンティングに加わりたくないと思った時に、ひとりになる覚悟を持っていた。そう言えそうです。

しもべの子達は、本当に女王の彼女を尊敬していたか（めんどくさ、と思っていなかったか）

引き立て役としてのメリットがあったんでしょう。

そのメリットのひとつが、ひとりぼっちにならなくてすむ、ということだったのかもしれません。

女王はどう思っているのか、明日考えましょう。