ちゃんと投稿できるかな。そんな3月11日。お昼の1時前です。

わたしは日本で生まれ育っていて、ここを読んでくださっている方

そういう人が多いのかな、と思っていますが

日本で生まれ育った人は、目標を持つのが苦手という特徴があります。

今期の売り上げは○円だ、とか、他人（自分の会社の社長とかでしょうけど）に言われるのはもちろん

自分で計画を立てたとしても、それを実行しなければと思うと

なんだかやる気がなくなっちゃう、くるしくなっちゃう、という人も多いのではないでしょうか。

逆に、欧米の文化で育った人は、

今期の売り上げは○円、リーダーはこの人、リーダーの言ったことを実行する、ということを

比較的すんなり受け入れられるマインドを持っているそうです。

これはどちらがいいとか悪いとかではなく、あくまでも特性の問題（昨日と同じ）

ではこの特性はどういった経験（個人の、ではなく、民族的な？国民性？といった意味で）からきているのでしょう。

まず、日本はほとんど農耕民族ですね（地域によって違う場所もあるでしょうけれど）。

得るもの（農産物）は基本的には天候次第。

みんなで協力して村の田んぼを育てていくので、特出した能力や、規律から外れることをよしとはしません。

何か頑張ったとしても、嵐が来ればどうしようもないし

いいお天気が続きますように、たくさん実りますように、と願うしかありません。

わたしが「こうなりたいなー」を大切にしてください、と何度も書いているのはこれが理由です。

日本人の動機は「こうなりたいなー」「こうなったらいいなー」が一番強いんです（もちろん例外はある）。

対して欧米は狩猟民族が主です。

獲物は自分で狩りに行かなければなりません。

リーダーを先頭に役割分担して獲物を攻めていきますので、リーダーが頼りないと村の全員が食べられません。

実力主義、やるか、やられるか。自分が動かないと何も得られない。役割分担。基本的に役割は変わらない。

ということを下敷きにして今日思うこと。

嵐（台風、きますよねー）や、大地震にたびたび見舞われる私たちは

誰にもどうしようもないことによって、奪われる体験を何度もしています（実際に自分が、というわけでなく身近で、国内で、仲間が、という意味）。

その時に、誰かがどうにかしてくれる、放っておいたらなんとかなる、どうせ失うからがんばるのは嫌だ、と思うことを、誰が責めることができるでしょう。

そんな中から、自分がやる、やらないと何もない、と立ち上がる人が生まれます。

そんな時に「目立ちやがって」「自分だけ」「抜け駆けだ」みたいに思う人はいます。だって、そういう民族だから。

でもそこで、「一緒にやる」「手伝う」「みんなで」「みんなのために自分も得る」と思えたら、ちょっと一段階進んだ社会になりそうじゃないですか？

ウクライナの人々のことを思います。あまりよく知らないんですけど、きっと狩猟民族でしょうか。

やるかやられるか、この言葉が沁みます。

わたしは並外れてぼーっとした日本人なので、逃げると国を失うことになるという意味を初めて知りました。

逆に、外国へ避難しなければならなくなった人の中には

どうせ失うからもうがんばるのは嫌だ、いくら頑張っても他人に取られるんだ、というようなマインドが

生まれそうな気がするんです。特に子どもたち。

「リーダーとともに」「みんなのために一緒にやる、そして自分も得る」という経験で

今の体験をどんどん上塗りしていってほしい。きれいな絵の具で。

だから、ゼレンスキー大統領には、生きてほしい。

生きて、国創りをしてほしい。

もう誰も、思いもしないものによって命を奪われないでほしい。

そのために私たちは何ができるか。わたしはコーチとして、そんなことを考えています。

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だって、小さい時から「努力しなさい」「がんばりなさい」と言われて

育っている人が多いので。

とりあえず、がんばれてしまう。努力はいいことだ、と信じている。

こんな人が多いかもしれません。

ちょっと考えてみたいのが

「その努力は、なんのためにするのか」ということ。

つまり、目標はなんですか？目的はなんですか？ということ。

この問いは、日本人は苦手だったりします。

逆を言うと、目標や目的がなくても

その時その時を一生懸命に生きることによって

あ、と目的が見えてくる、ということが期待できるのが日本人だったりもします。

が、

やみくもに努力できてしまうので、

効率、とか、省エネで、とかを無視して

どこにたどり着くかわからなくなってしまうこともあります。

そうならないために、

たまにはちょっと目標や目的について思いを巡らしてみるのも大切かもしれません。

特にリーダーの方は、必ず。

今週もよくできました。

元気によい週末を。

少し親しくしている小さいチームがあります。

コーチングのお客様のことを、わたしから記事にすることはありませんが

わたしはこのチームのコーチではないので

ぼんやりとした書き方で、起こったことを書いてみます。

少ないながらも、このチームのリーダーやスタッフ、メンバー各人と会話をした印象で

「あれ？向いている方向が違うのではないかしら」と感じたメンバーが

ふたり、いました。

このふたりは、持って生まれた素質や、獲得しているスキルは

他のメンバーにくらべて、優れていたように思います。

周りの期待も高かったし、本人たちもその自覚があったと思います。

でも、その立場でさらに成長しようとしているならば

あり方が、違うのではないか、と思うような言動をしていたのです。

成果は出していました。

また、ふたりの人柄が悪いということではありません。

あくまでも、あり方の違いです。

わたしは彼らのコーチではありませんでしたが、

コーチングのスキルで、そう見ていました。

リーダーやスタッフがそのことに気づいていたのかどうかは、わかりません。

気づいて指導していたのかもしれませんが、それが効かなかったということは

今そのふたりは辞めたという事実から、推して知ることができます。

そうです、そのふたりは辞めてしまいました。

残念なことではありますが、チームの側から考えると

汚染の拡大がなかったこと、また、あり方のしっかりしているメンバーが残ったこと

この２点は、よかったことです。

これからさらに、発展できるように頑張ってほしいと思っています。

スキルがあっても、あり方がずれていると

よく進むことはできない

そういうことを身近にみてしまいました。

コーチとしては、くやしい限りです。

（わたしはこのチームのコーチではないので、コーチングをすることはありません）

このように、コーチはチーム（会社）の中を透かすように見ています。

わたしが、あなたのチームのコーチであれば

あり方がずれているメンバーを、リーダーが導きやすいように

「器」を大きくしていきます。

リーダーは、メンバーを本来のあり方に導いて、そして、

スキルを成長させてあげてください。

心から、そう願っています。

どんなつぼみも、咲くことができるように