稀勢の里 | コーチ 三木未希 https://coachmiki.info 『つよつよメンタル』で人生を思い通りに 気分のいい個別コーチングと執筆など Tue, 01 Sep 2020 16:14:02 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.4 https://coachmiki.info/wp-content/uploads/2023/09/cropped-名称未設定のデザイン-4-32x32.png 稀勢の里 | コーチ 三木未希 https://coachmiki.info 32 32 がむしゃらにやるトシじゃない? https://coachmiki.info/2020/08/24/1-431/ https://coachmiki.info/2020/08/24/1-431/#respond Mon, 24 Aug 2020 08:03:51 +0000 http://coachmiki.info/?p=2431 もうがむしゃらにやるトシじゃないしな、と思わないまでも なんとなく、全力を出さなくなってくることってありますよね。 これは、全力を出さなくてもできるようになった、ということの裏返しでもありますが 成長の停止であるとも言え […]

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もうがむしゃらにやるトシじゃないしな、と思わないまでも

なんとなく、全力を出さなくなってくることってありますよね。

これは、全力を出さなくてもできるようになった、ということの裏返しでもありますが

成長の停止であるとも言えます。

 

何かを知り、学んで、行動すると

それを「できる」自分に変化します。

知らない、知っていてもできない、意識するとできる、という段階を経て

無意識にできる自分に変化するのです。

 

その後、新しく学ばないと、次の変化は訪れません。

以前に書いた「種をまく」にも通じる話でしょうか。

種をまく

 

自分はまだ変化するぞ、そのための種を探すんだ、という意思は

誰でも、いつからでも持つことができます。

それを具体的に行うかどうか、それだけの差です。

 

日本相撲協会のYouTubeで公開された対談で

それがとてもよくわかる話がありました。

この動画の6分あたりです(よかったら全部見てくださいね)。

 

ベテランのお相撲さんになると、若手相手に必死にならなくなる。

たとえば、若手力士と相撲を取って、押し込まれたとしても粘らず、軽く土俵を割って

「なかなかいいぞ」とか声をかけて終わってしまう、そういう稽古になるそうです。

 

照れとか、プライドとか、(はい、これら思い込みね)、そういうものが顔を出すのでしょう。

加えて、

自分の稽古よりも、若手の観察(客観視)をしてしまう、

これは引退間際の関取のインタビューでよく見られる発言です。

 

こちらのコラムでもよく書いている

自分を変えたいなら「自分ごと」として考えましょう、自分は何ができるか、だけ考えましょう

これの真逆だということがわかりますよね。

 

元大関の琴奨菊関は、そうならない稽古相手である同期の3人での稽古を希望して

豊ノ島関と一緒に横綱 稀勢の里関との稽古を行なったそうです。

同期なら、がむしゃらになれる。同期なら、負けると悔しい。必死になる。

それが今の自分に必要だ、と思って計画したそうです。

 

動画でひとこと、

荒磯親方(元 稀勢の里関)が「結果に繋げられなくて申し訳なかった」とおっしゃいましたが

確かに、この稽古後の場所で横綱は引退しました。

でもこれは、きっと違う種を植えたことになると思うんです。

稀勢の里関は親方になった後、大関昇進直前の朝乃山はじめ

幕内上位陣との「ガチ稽古」が有名になっていますし、この動画でも話されている

今後の指導者のしての道に有益になっているでしょう。

 

というわけで、明日もこんなことを書いてきましょうかね。

コーチング, コーチ, 三木未希, なりたい自分になる, 企業コーチング, 稀勢の里, 大相撲

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稀勢の里関の引退から(コーチングってどういうもの?) https://coachmiki.info/2019/01/23/1-77/ https://coachmiki.info/2019/01/23/1-77/#respond Wed, 23 Jan 2019 07:25:07 +0000 http://coachmiki.info/?p=841 稀勢の里関の引退を受けて書いたブログ(「横綱って切ないね」)の 解説を連載しましたので、まとめておきます。   もしわたしが、怪我をした後の横綱のコーチだったとしたら こんなテーマでコーチングするかなあ、という […]

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稀勢の里関の引退を受けて書いたブログ(「横綱って切ないね」)

解説を連載しましたので、まとめておきます。

 

もしわたしが、怪我をした後の横綱のコーチだったとしたら

こんなテーマでコーチングするかなあ、という内容を

項目ごとに説明しています。

コーチングってどういうもの?という疑問へのお答えにも、なっているかもしれませんが

体験してみるのがいちばんいいとは思います。

 

 

まとめ読みもどうぞ!

 

まず、大枠のお話しを書きました。(「解説編」)

鋭敏な感覚を持つように(「なにを大切にするかが大切 解説編その4」)

・行動に柔軟性を持つように(「なにを大切にするかが大切 解説編その4」)

・できたこと、できることに注目する(「できるとうれしい、うれしいとできる 解説編その3」)

・言葉にする、対話する、気づく(「曖昧になっちゃうと止まる 解説編その2」)

 

 


おやつの写真

コーチング, コーチ, 三木未希, なりたい自分になる, 企業コーチング

春に向かう冬のおやつは、はっさく!

くだものの中では柑橘が好きで、柑橘の中でははっさくが大好きです。

右にあるのは、便利なシトラスカッター。

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なにを大切にするかが大切(解説編その4) https://coachmiki.info/2019/01/22/1-76/ https://coachmiki.info/2019/01/22/1-76/#respond Tue, 22 Jan 2019 07:20:53 +0000 http://coachmiki.info/?p=838 稀勢の里関の引退を受けて書いたブログ の解説の最終回です。 豪風関も引退されることになりました。世代交代の時期がこれからくるのかなあ。   復習です。 まず、大枠のお話しを書きました。 前回から、もしわたしが、 […]

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稀勢の里関の引退を受けて書いたブログ の解説の最終回です。

豪風関も引退されることになりました。世代交代の時期がこれからくるのかなあ。

 

復習です。

まず、大枠のお話しを書きました。

前回から、もしわたしが、けがをした後の横綱のコーチだったとしたら

・鋭敏な感覚を持つように

・行動に柔軟性を持つように

・できたこと、できることに注目する(「できるとうれしい、うれしいとできる」)

・言葉にする、対話する、気づく(「曖昧になっちゃうと止まる」)

こんなテーマでコーチングするかなあ、という、項目をご説明しています。

 

最後の今日は、まとめてふたつ。

・鋭敏な感覚を持つように

・行動に柔軟性を持つように

 

これ、ひとつめからふたつめにかけて→でも入れたい感じ。

鋭敏な感覚を持つ

行動に柔軟性を持つ

変化に気づいて、対応する

とでも言い換えられるでしょうか。

 

まず自分について

今までできなかったことができた、または、できていたことができなくなった

この変化に気づくこと

同時に、周り(状況)についても敏感に感じ取ること

両方が必要です。

鋭敏な感覚を持つ)

 

そして、では自分はどうするかを考えて

なにができるか、なにができたか、に注目しながら

思い込みにとらわれずに、動く

行動に柔軟性を持つ

 

経営者の方が好きな言葉に、

It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change.

(ダーウィンが言ったとされていますけれど、言ってない、とか、誤解に基づいた解釈だ、とか言われているのは偉人の言葉あるあるですね)

というのがありますが、これを思い浮かべた方もおられるかもしれませんね。

そういうことです、とは問屋が卸しません。これにもまた、大切な前提があります。

 

今日の項目でも、大切な前提は

「自分の価値観に基づいて」

ということ。

特にわたしたち日本人にとっては、無視することはできません。

「なにを大切にするか」は

分かれ道の都度都度、気づいていない選択においても、

なににおいても、大事にしましょう。

 

横綱の場合、

いわゆる「復活」を大切にするのか、左にこだわることを大切にするのか、

はたまた、別に大切にしていたことがあるのか、わたしにはわかりませんが

「なにを大切にしていたか」は、結果が出た後に気づくことがあります(自他共に)。

ああよかった、ということも、ああ失敗した、ということもあるでしょう。

一か八かでいくよりも、コーチという伴走者と一緒に

あなたの大切に向かって進んでいくのも、いいかと思います。

 

横綱(面識はありませんけれど)、ありがとうございました!

 

自分の価値観を知る、というワークショップもありますので

ご希望の方はどうぞ。

 


おやつの写真

コーチング, コーチ, 三木未希, なりたい自分になる, 企業コーチング

昨日にひきつづき、なかしましほ さんのtweetを見て作った

これは、ミックスナッツを黒みつでかりかりにしたもの。

ナッツはアメ横の小島やさんの、素焼きミックスナッツ。

黒みつは、祇園小石さんのびん入りの黒みつです。

ほんのひとつまみ、ゲランドのお塩を入れました。うみゃい。

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できるとうれしい、うれしいとできる(解説編その3) https://coachmiki.info/2019/01/21/1-75/ https://coachmiki.info/2019/01/21/1-75/#respond Mon, 21 Jan 2019 09:33:38 +0000 http://coachmiki.info/?p=832 稀勢の里関の引退を受けて書いたブログ の解説の続きです。 なんかもう、話題は落ち着いちゃったけど始めたからには終わりまでいきます。   まず、大枠のお話しを書きました。 前回から、もしわたしが、けがをした後の横 […]

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稀勢の里関の引退を受けて書いたブログ の解説の続きです。

なんかもう、話題は落ち着いちゃったけど始めたからには終わりまでいきます。

 

まず、大枠のお話しを書きました。

前回から、もしわたしが、けがをした後の横綱のコーチだったとしたら

・鋭敏な感覚を持つように

・行動に柔軟性を持つように

・できたこと、できることに注目する

・言葉にする、対話する、気づく(「曖昧になっちゃうと止まる」)

こんなテーマでコーチングするかなあ、という、項目をご説明しています。

 

今日は、これにしましょうか。

・できたこと、できることに注目する

これは、段階によって視点の当て方が変わると思います。

 

例えば横綱の場合

左手が使えないのであれば、他にできることはないか。

兄弟子の西岩親方は「突き押し」ともおっしゃっていました。

お身体の詳しい状況はわかりませんが、

もし、復活したいけど、使えなくなった左にこだわっておられたとしたら

「できることは、なんでしょう」と気づいてもらうようにコーチングします。

横綱自身の目の向け方であったり

葛藤(左で取りたい/勝ちたい など)や

悪い思い込み(左じゃないと自分じゃない、とか)、こだわりがあるなら

それを手放したり。そんなことがコーチングでできます。

 

このできたこと、できることに注目することは、

成長段階の幼い/若い方にも有効ですが、横綱の場合と仕組みは少し違います。

とりあえず、できたことを褒めてあげてください。(例えば、鉄棒の前まわり)

そして、どんどん同じことをやらせてください。(ずーっと前まわりしていてもなにも言わない)
ものすごく、褒めてください。

それが、「できる」「うれしい」につながります。

そうしていくと、もっと他のこともできるようになりたい、と思うでしょう。(例えば、逆上がり)

きっと、自分で、チャレンジします。失敗もするでしょう。

その時も、失敗したことを言うのではなく、その中でできたことを褒めてください。(足はよく上がっているね!とか)

こうやって、人はできるようになっていきます。

できたら、うれしい。うれしいから、できるんです。

 

 

ちょっと話はずれますが、今日の大相撲中継でも

怪我をして、治って出場しているけれど
頭では分かっていても、また同じ怪我をすると怖い、と身体が思っているんですよ

と解説されていた関取がおられました。

こういう「頭では分かっているけど、身体が思っている」を

取り除くことは、実は得意です。

やってみたいなーと思われる方は、ぜひお試しくださいね。

 


おやつの写真

コーチング, コーチ, 三木未希, なりたい自分になる, 企業コーチング

なかしましほ さんのtweetを見て作った

節分のお豆にメープルシロップをかりかりさせたもの。だいぶつのびん入り。

ちょっといいバニラのバターも絡めました。うみゃい!

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曖昧になっちゃうと止まる(解説編その2) https://coachmiki.info/2019/01/18/1-74/ https://coachmiki.info/2019/01/18/1-74/#respond Fri, 18 Jan 2019 14:20:04 +0000 http://coachmiki.info/?p=829 稀勢の里関の引退を受けて書いたブログ の解説の続きです。 昨日は大枠のお話しを書きました。 今日は、もしわたしが、けがをした後の横綱のコーチだったとしたら ・鋭敏な感覚を持つように ・行動に柔軟性を持つように ・できたこ […]

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稀勢の里関の引退を受けて書いたブログ の解説の続きです。

昨日は大枠のお話しを書きました。

今日は、もしわたしが、けがをした後の横綱のコーチだったとしたら

・鋭敏な感覚を持つように

・行動に柔軟性を持つように

・できたこと、できることに注目する

・言葉にする、対話する、気づく

こんなテーマでコーチングするかなあ、という、項目を少しご説明していきましょう。

 

順番はバラバラなんですが(ごめん。解説するとは思ってなかったので)

まず

・言葉にする、対話する、気づく

これはコーチングの基本(初歩?)です。
会社のコーチング研修で聞いたことがある人もおられるかも。

 

コーチが質問して、あなたが答える
あなたは考えを整理して、言葉に出しますが
その時に、客観的な視点に気づきます

 

こんな経験はありませんか?
例えば、映画の感想などを頭で思い返していると
なんだか途中で曖昧になるけれど
友達とお茶しながら話したり、SNSなどに投稿するために記事を作っていると
その時に、より考えて、自分の新しい見方に気づいたり、しませんか?

 

ここが、大事なことなんですよ。

なんだか途中で曖昧になっちゃうと、そこで止まってしまいます。

止まってしまったら、そこから変化はありませんね。

対話の相手がいること、効果的な質問をすること、それが大切です。

 

 

続きは、また。

 


かっこいい器の写真

コーチング, コーチ, 三木未希, なりたい自分になる, 企業コーチング

わたしのおやつ入れになっている

近藤亮介さん(こんちゃん)の器の高台。

iPhoneで撮りっぱなしですみません。かっこいいのよ。

触るとごつごつぼこぼこしている。

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https://coachmiki.info/2019/01/18/1-74/feed/ 0
解説編 https://coachmiki.info/2019/01/17/1-73/ https://coachmiki.info/2019/01/17/1-73/#respond Thu, 17 Jan 2019 14:14:30 +0000 http://coachmiki.info/?p=826 稀勢の里関の引退を受けて書いた昨日のブログを読んでくださった方から ちょっと解説しなさいよ、というご要望をいただいたので 解説してみようと思います。   もしわたしが、けがをした後の横綱のコーチだったとしたら […]

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稀勢の里関の引退を受けて書いた昨日のブログを読んでくださった方から

ちょっと解説しなさいよ、というご要望をいただいたので

解説してみようと思います。

 

もしわたしが、けがをした後の横綱のコーチだったとしたら

・鋭敏な感覚を持つように

・行動に柔軟性を持つように

・できたこと、できることに注目する

・言葉にする、対話する、気づく

こんなテーマでコーチングするかなあ、という話でした。

 

ただ、

けがを治して、皆が期待するような(いわゆる復活的な)横綱になりたいと思っていたとしたら

という前提をつけさせてください。

 

これは、よくこのブログでも書いている通り

「自分がどうなりたいか」を、まずはっきりさせる、ということです。

行き先を決める、と言えます。

 

行き先をはっきりさせた上で、

今の状況を細かく認識します。

そして、どんな方法があるか、たくさんたくさん考えます。

その道中に

上にあげた4つのテーマを念頭に置いてもらって、

場合によっては「当たり前のこと」と自然に思えるように、

対話と無意識の使い方でコーチングしていくのです。

答えを出すのは、横綱ご本人ね。わたし(コーチ)じゃありません。

 

続きは、またあした。

 

あ。

これは、わたしが横綱のコーチじゃないから書ける話であって

本来コーチは絶対の守秘義務をおいます。同意書で確認しますよ。

 


おいしいおやつの写真

コーチング, コーチ, 三木未希, なりたい自分になる, 企業コーチング, 稀勢の里, 解説,

ドライみかん、と思っていたらドライオレンジでした。

少なくなったので頼もうと思って

ドライみかんにしちゃった。それもまたたのしみ。

いつもアメ横の小島屋さんのネット通販で買います。

器は、近藤亮介さん(こんちゃん)のもの。

土土していてかっこいい。高台のところが、これまたいいのですよ。

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横綱って切ないね https://coachmiki.info/2019/01/16/1-72/ https://coachmiki.info/2019/01/16/1-72/#respond Wed, 16 Jan 2019 07:37:29 +0000 http://coachmiki.info/?p=823 稀勢の里関が引退されました。 わたしは細く長くの相撲好きです。 横綱は特別なんだ、ということはよくよく耳にしてきましたが 今回ほど、横綱の重み、格のようなものを感じたことはありません。   おそらく、ほとんどの […]

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稀勢の里関が引退されました。

わたしは細く長くの相撲好きです。

横綱は特別なんだ、ということはよくよく耳にしてきましたが

今回ほど、横綱の重み、格のようなものを感じたことはありません。

 

おそらく、ほとんどのアスリートは

自分のパフォーマンスと、周りの状況(スポンサーやプロ契約の有無)で

引退を決めるんだと思います。

でも、横綱は違うんですね。番付は落ちないので。

稀勢の里関は、今場所前は、けがをしてから一番いい稽古ができた、と

会見でおっしゃったようです。

もう少しのところで、自分の相撲が取れる、と思っておられたのかもしれません。

結果を受けて、無形の「横綱とは」を咀嚼して、自分で引き際を決めるんですよね。

切ないねえ。

 

横綱に「2軍制度」があったとしたら、

稀勢の里関は復活していたような気がします。

最近は元三役の方が長く関取として場内を沸かせていたりもしますしね。

横綱、万全になるまでファーム(幕下)で調整します、みたいな。でもそんな横綱いやか。

 

わたしはコーチなので、見聞きするアスリートやタレントさんのストーリーに

コーチとして寄り添うなら、どうするかしら?とよく考えます。職業病です。

もし、けがをした後の横綱に寄り添っていたとしたら

横綱が、けがを治して、皆が期待するような横綱になりたいと思っていたとしたら

こんなことをテーマにコーチングをしたかなあ、と思います。

 

・鋭敏な感覚を持つように

・行動に柔軟性を持つように

・できたこと、できることに注目する

・言葉にする、対話する、気づく

 

ただ、相撲好きとしては、ただのファン心理として

けがをした後に左にこだわらなければ良かったのにー!って思います。

兄弟子の元若の里 西岩親方も、そうおっしゃっていました。

 

いずれにせよ、これからの大相撲をマネージメントする立場になっていかれます。

稀勢の里関に幸多かれ。

そして、とりあえず朝寝坊しておいしいもの食べに行きなよ!って言ってあげたいです。

だって、まだ32歳のお兄さんですから。

おつかれさまー。

 


5年前の明日の写真

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2014年1月17日に、お相撲を見に行っていたみたいです。

大関の頃の稀勢の里関。前は同じく大関の琴奨菊関ですね。

豊ノ島関と3人での場所前稽古のおはなし、いま聞くとさらに泣けるよね。

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