集中するコツ
集中しなければならないのに、できないんです
大人からもたまに聞くご相談ですが、結構多いのは中高生の方々でしょうか。
やらなければならないのに、できない
というやつです。
頭ごなしにぱきぱき説明すると
「・・・しなければならない」「・・・であるべき」という理屈で人は動けないので
「したい」「なりたい」と心を動かすことで、行動につながりますよということです。
ただ、全てがそうとは限らない。
たとえば歯磨きとか、ストレッチとかね。中高生なら授業なども
そんな生活の全てが「したい!」とテンション上がるわけではありませんから。
ではどうするか。
まずは集中してやろうとしている何か(勉強など?)を準備します。
ノートを広げたり、椅子に座ったりしましょう。そこまでは、できますか?
邪魔しているものが何かあるなら、それを排除します。
音楽が邪魔なら止める、耳栓する、目に入って気になるならスマートフォンを机に入れる、座り心地が悪いならクッション、などなど
できる工夫をします。
ここまでできたなら、あと一息。
「集中しなければいけない」「なのにできていない」という思考を一旦ストップし
「集中しよう」に変更します。
具体的には、
さ、集中しよ
と、声に出してもいいでしょう。そして、肩の力を抜いて一度大きく深呼吸します
そしてそのまま、目の前の何かに取り組みます。
これは、一瞬(深呼吸の時に)マインドフルネス状態を作っています。
あなたと、やろうとしていること
それしかありません。その状態を作りやすくするために、日常からマインドフルネス状態の練習を小さくやるのもいいでしょう。
さらに、マインドフルネスのスイッチを作るということもコーチング中にやっていますので
ご興味あれば、おためしくださいね。
授業中なら、集中しよ、と思ったら
あなたと目の前の先生だけに目を向けます。
ちょっと変わったら、教えてくださいね。
これ、「集中」を「片づけ」とか「食器洗い」とか「洗濯」などに変えても同じです。
結局は、あなたとその物事だけの世界を作っているんですね。
noteもご覧ください
ーーー
三木 未希のコーチングについてはこちらのページを
書籍情報はこちら「つよつよメンタルで人生は思い通り(KADOKAWA)」
三木 未希のプロフィールはこちらから