トラウマ対応コーチングのこと
メンタルヘルス改善、「テトリス」が一役? 北欧で研究 ナショナル ジオグラフィック
テトリスをプレイして、性的暴行や自動車事故、戦争、自然災害、または困難な出産などを体験した後に起こるフラッシュバック(過去に経験したトラウマ的な記憶が自分の意志とは無関係に侵入すること)の回数を減らせる可能性があるという。
という記事です。
テトリスだけでなく、パズルゲームにはマインドフルネスや瞑想の効果があるなと
私も前から思っていて、アイデア出しなどをするときに活用していますが(決して遊んでいるわけではない)
前に書いたなーと思っていたんですけど、
意外とちょっとしか書いていなかった。もしよかったら(後半部分です)。
交渉人
マインドフルネスな状態(集中すべき事柄に集中できている状態)にあると
悪い記憶のフラッシュバック(や雑念の想起)は起こらない、というのが私の持論です。
ただ、その前に「悪い記憶」自体に対応するということで、より理想の状態に近づけておく、というコーチングを行なっています。
具体的には、
「その記憶の出来事」自体が過去のものである場合、
それは過ぎ去ったもの、今を脅かす事柄ではないと脳にプログラムする、みたいな感じ?
いわゆるトラウマに対応するコーチングとして必要な方に実施しています。
あらゆる出来事は、
インパクトが強ければ強いほど、
期間(出来事が起こっていた時間の長さ)が長ければ長いほど、
より幼少であれば幼少であるほど、
強固に無意識に記憶され、後々大きい影響を私たちに与えます。
それを除去するという作業と
今受けたインパクトに、どれだけ早く対応するかということ(定着させない)
どちらも大切です。
このスウェーデンでの実験は、悪い記憶を思い出してからテトリスをプレイするというのが特徴だとのことで
この手順が大切だとされているそう。
すでに定着してしまった出来事を除去する?蓋をする?という意図からかなあと推察しつつ
なかなか力技というか、クライアントのポテンシャルに寄る部分が大きい作業かもと思ったりしました。
私のトラウマ対応コーチングでも、多少、思い出してもらうことはありますが
もうちょっと劇場型と言いますか、私と一緒に旅をするような感覚で実施しますので
怖くないですよーと書いておきますね。
コーチングの一環でのトラウマ対応、とても有効です。
トラウマありきではなく、何か行動を止めている理由がこのトラウマだ、と気づいたら
パッパと対応しちゃいましょう。
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