人生は全てネタなんですか?
私ね、たまに悲しくなっちゃう時があるんです。
インフルエンサーさんとかマーケティングとかブランディングの人の中でたまに
「悲しいことがあったら、人生なんてネタだからって思いましょう」なんておすすめされているのを目にすると
人生は、ネタじゃないよーーー!!!って
見えもしない拳を振り上げてしまいます。
もちろん、明るく受け止めるコツとして書いておられるのはわかるんですけど
手法が違うと思う。なんの解決にもなっていないし。
そりゃあ、つらいことも悲しいこともやるせないこともネタにできれば
エピソードトークして、それを使ってお金を得ることもできるでしょう。
笑ったり喜んだり尊敬してもらったりしたら、自尊心も満足しますし、それが「自己肯定感」につながる
なんて思う人も多いでしょう(ちなみに、私は自己肯定感って言葉自体を使わないです)
「自己肯定感」疑問派コーチからの提案
でもね、コーチとして大切にしているのは
私たちは、他人に話すエピソードのために生きているんじゃないんだよ
みんな自分のために生きているんだよ、
人生ってとっても大切で、愛おしくて
他人にどうこう指図されるものじゃないよ、ということ。
「どうせネタだからー」なんて思っていたら、いつの間にか人生が他人事になっちゃうよ。
つらいことを受け止めて、それでも前を向いて進んでいける力
他人から見たらつらいことかもしれないけれど、結構へっちゃらだよ?と思える力
そういうものをコーチングで、具体的に確実に培っていきたいなと思っています。
これは、人生は全てネタと考えることとは根本的に違うと思っています。
一応付け加えておくと
コーチングによって「エピソードトークが弱くなる」わけではありません。
より多角的に、深く話すことができるようになります。
特にアーティストやクリエイターの方の中には、「怒り」や「悲しみ」が創作の原動力で
それがなくなると私は作品を生み出すことができない、と思い込んでいる人がいます。
確かに、今はそうなのでしょう。怒りや悲しみなどをパワーにして作品を作っておられるのでしょう。
でも、時にはそれらの感情が、生きることを蝕んでしまうこともある(機嫌が悪い、体調が悪いレベルも含めて)。
怒りや悲しみを過剰に感じることなく、前向きの推進力で作品を作ってみたくないですか?
ネガティブ感情を手放すコーチングは、手放そうと思えたらすぐにできます。
私はきっと、
ポジティブな感情を手に入れた、感情をコントロールできるあなたが描く
怒りや悲しみを見たいと思います。
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