危機管理とコーチングの共通点は、知って動いて生きること
私いまスイスに住んでおりまして(たまに書く)、昨日は在スイス日本国大使館主催の安全対策セミナーに出席してきました。
テロやその他犯罪の状況をレクチャーしていただき、逃げ方や防御の仕方などを実技も含めて体験してきました。
なかなか日本では受講しようとも思わなかったり、そんなセミナーがあることもキャッチアップしづらいかもしれないので
とりあえず、少し話題になったこれ、ご覧になったらいいと思います。外務省作成の海外安全対策マニュアルです。
漫画と動画、両方あります。
(画像は外務省海外安全ホームページからスクリーンショットでいただきました)
当日もコミックスの形で配布されました。
さて本題
講師の先生がおっしゃっていたことの中で、私も同じこと言っているなーと思ったことがふたつあります。
今日はそれをご紹介して、共通点を述べていきます。
ひとつ目は、
「知っておくこと」
社会に不満を持つ人がいる、ということを「知っておくこと」
ラマダンの時期であると「知っておくこと」
以前こんなテロがあったと「知っておくこと」
知っておくことで行動のレベルが上がる(生き残ることにつながる)、ということでした。
「知っておくこと」について、私は「自分のこと」としてよく書いています。
自分はめんどくさがりだと「知っておくこと」
自分はこの人が苦手だと「知っておくこと」
自分の得意を「知っておくこと」
知っておくことと、この場合は瞬時の判断ではないので「考えること」で
行動のレベルが上がる(よいパフォーマンス、人生につながる)ということが言えます。
ちょっと方向性はズレますが、
我が国の大使や警備対策官とお話ができて、とっても素晴らしい方々で
「知っている」それだけでも安心感は増しますね。
ふたつ目は「マッスル メモリー」
これはちょっとおもしろフレーズとしてお話をされたものですが
昔取った杵柄と言いますか、三つ子の魂百までと言いますか
一度体験したことは筋肉が覚えているから、
安全な時に経験(伏せる動作や匍匐前進、武器の避け方)しておきましょう、ということでした。
これは私のコーチングの場では、いい意味でも悪い意味でも「マッスル メモリー」は作動します、とお伝えしています。
(ま、マッスルだけではないけれど)(むしろ無意識に入っているからマッスルも動くと解釈していますけれど)
もちろん、経験したことだから安心して行動できる、という良いメモリーもあれば
恐怖体験などがトラウマになったり、
繰り返し刷り込まれた(あなたは頭が悪いと言われ続けるとか)ことや
失敗(失敗したから私は能力が低い、など)が不要な「思い込み」となって行動を妨げる場合もあります。
そういう場合は、私のコーチングではトラウマや思い込みを除去するというプロセスを取ります。
プロセスと大きく書いていますが、数分のワークでサラッと変化を実感していただけるので
今の自分に必要のないものをどんどん見つけて、パッパと変化させて
よいパフォーマンスにつなげていきましょう。
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