労働組合の新しいアプローチにいかがでしょう

今週はアーカイブを再構築してお届けしています。

この時は、労働組合の方と近しいお仕事ができるとは思っていませんでした。

元記事はこちら。

 

労働組合の新しいアプローチとして有効かも? コーチが裏回しで入るコミュニケーションバーってどうですか

みなさんの会社に労働組合ってありますか?どんなイメージですか?

私はあまり関わったことがないのですが(組合員になれる立場になったことがない)、
何となく怖い?激しい?ちょっと感覚がずれてる?そんなイメージがあります。いえ、ありました。
関係の方のお話を聞いて「社員が快適に仕事ができるように」という目的で存在している(存在すべき)組織なんだなと知り、
若い世代は現在の状況でどうやって目的を果たそうかと真剣に考えておられ、
そしてそれはコーチの役割と同じだなと気づいたのです。

 

私はよく考えると、ずっと「コミュニケーション」に関わる仕事をしており、物理的な「場」を作る試みをいくつもやってきました。
具体的には、親密な飲み会をしたり、場所がある時はバーのようなサロンのようなものを定期的に開催したりしていました。今も、いくつかの会社、組織の主に人事や総務のセクションから不定期の「バー」開催のご依頼をいただいて、
雇われママ、じゃないな、何でしょう?お笑いでいう「会話の裏回し」のような役割をさせていただいています。
カウンターの中でちょこまか動いている人、みたいな感じでしょうか。主役はあくまでも、その会社の人(主催者)です。

この辺りは、「コーチを交えた新しい1on1」のご提案にも近い部分があります。

 

話を元に戻しまして。
このようなバー開催の目的は「身近に感じてもらう」「心を開いてもらう」こと。
つまりコミュニケーションの始まりを作ることです。
そこからやっと、社員が何に困っているか、何があるとうれしいか(提案)を引き出すことができ、
そしてやっとこさ「役に立つ」ことができるのです。

 

もちろん必ずしもバーである必要はありません。
でも現実的に、敷居をできるだけ下げるために、ちょっと立ち寄ってもらう仕組みを会社で作るとなると、
バーっぽくなるのが現実でしょう。(そもそも自然にコミュニケーションを取りたいからバーが生まれたのでしょうし)

Twitterで、タニタ本社のコミュニケーション酒場が復活した、と発信があり、反応が多かったようなのも後押しになりそうですね。
ここは裏回しのような人はいないのかなと思いますが
ひとり飲みはNGというルールがあるようなので、多分アイデアの活性化や福利厚生的な視点がメインの目的かしら。

 

このような取り組みを考えるときに、よく分かっていないクセにわかった口をきく偉い人は、
コミュニケーション部分をすっ飛ばしてできると思いがちなんですが、それは無理です。まず引かれます。
「なんか会社がやっとるわ」「行くかいな、そんなもん」
勢いで押し切るのは、大人のコミュニケーションではありません。「使えよ」と押し付けるのもコミュニケーションではありません。
丁寧にほぐして、お互いが広げていく。まるで初恋の人同士が、ちょっとずつ手を伸ばしていって手をつないで、お互いがにっこりほほ笑むくらいに、です。

コミュニケーションはバランス。一方的な片思いで、お役にたつことなんてできません。

という「偉い人を説得する」フェーズから、コーチはお役に立てそうな気がします。
今までは会社側の方とのお仕事を見てきましたが、労働組合からのアプローチとしても非常に有効なのではないかと思えてきました。
労働組合のみなさま、いかがでしょう。気軽なお打ち合わせから御用命いただけるとうれしいです。お問い合わせフォームからどうぞ。

 

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