「自分のプレイ」という表現
暑いですね! 気をつけましょうね!
さて、私が「こんな暑い時期に大変だなあ」と思うことランキング上位に入る高校野球についての
朝日新聞の記事がありました。
タイトルは『高校球児はなぜ「自分たちの野球」の表現を使う? 主将の答えは…』
有料記事なので途中までしか拝読できていませんが
これ、高校球児に限らず、スポーツ選手に限らず、(記事にもあるとおり)便利な表現なので
けっこうな人が使っちゃっています。「自分のプレイを貫きます」なんてね。
会社の社長さんなんかも「自分たちの強みを生かして」とかね、言うでしょ?
私の好きなお相撲も、インタビューを見ると80%くらいの力士が
「自分の相撲を取り切って大勝ちします」って言います。
自分の相撲ってなんですか?
大勝ちってどれくらい?
コーチが聞きたくなる質問です。
私の立場は、記事中の丸亀の坂下主将と同じで
勝つ、とか、業績を上げる、などの目標があるならば
「何をするか」を具体的にした方がいいですよ、派です。
理由は、脳が動きやすくなるから。
脳(無意識)は、単純なこと、わかりやすいことをさっと処理するのが得意、ということは本にも書いた通りです。
まあ、たくさんやってくるインタビューについては省エネで
記者や読者がなんとなく納得してくれる「自分のプレイ」という言い回しでもいいでしょう。
そっちの方が、なんとなくかっこよく聞こえるのです。そういう効果があります。
でも、チームに浸透させるとき、また、自分で行動する時、内省するときは
できるだけ具体的に、行動に落とし込んで言葉にしてみることをお勧めします。
朝日新聞の記事、続きが出ました。よろしければ(これも有料記事です)。
球児のテンプレ「自分たちの野球」、最初に使った? PL撃破の主将
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昔は「自分たちの機動力を生かして、バントでかき回すような試合をしたいです」みたいな答えが多かったような記憶もありますね。
きっとどこかで誰かが「自分たちの野球」という便利言葉を発明したのでしょう。