青空文庫はたのしいよ
予定していたことが意外と気分よく進んでいるので
週末はたくさん読書の時間を持ちました。
青空文庫ってご存知ですか?
20年くらい前から始まった、著作権切れの作品などを
みんながフリーに使えるように、と公開しているインターネット上の文庫です。
作業も有志の方で行なっているんですよ。
始まった当時は、なんとまあすごい取り組みだ!と感動したものです。
だって、普通にインターネットが使えるかどうか、くらいの時代ですからね。
少し前までは死後50年だったので、今の青空文庫で充実しているのは、戦前くらいまでの著者で
著名な作家の文学作品から学術的な論文、また雑記のようなものまで
いろーんな「書き物(書かれ物)」が収蔵されています。
わたしが大学で研究したテーマは、そのあたりの時代までなので
索引で著者名を眺めているだけで、興奮する!
この名前、見たことあるー誰やっけー???
で、作品名を見て、「あー!!!そうそうそう!」みたいな。(引かないでー)
こんな細かな文献まで収蔵されているのか、と感動することも多いです。
高校生くらいのころ、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を旧仮名遣いで読みたくて、
当時は、復刻版があるかどうかもわからないままで、本屋で探すか、古本屋で探すか、図書館で探すか、取り寄せるかくらいしか手段はなくて
(いま思えば、図書館のレファレンスを使うのが早いね、きっと)
どーしたら読めるのかねえ、と思っていたら
友人が探し出してプレゼントしてくれたことがありました。
当時の本屋さんって、その店になければ仕方なし、別の本屋で探しましょう、って感じでしたでしょ?
出版されているかどうかもわからない本を
どこの本屋にあるかもわからず探すって、ものっすごい大変だったと思います。
どうやって探してくれたんでしょう。こんど聞いてみよう。
その旧仮名遣いの「銀河鉄道の夜」も青空文庫に入っています。すごーい!
(リンク先は旧字。新字バージョンもあります。検索してね)
というわけで、うほうほしながら青空文庫で遊んでいました。
ご興味あれば、ぜひ。(スマートフォン用のアプリもあるよ)
今日の写真
春みたいでしたー
青空文庫
初めて知りました!教えてくださってありがとうございます。
これは素敵。
まずは亀井勝一郎氏の著作から始めます!
潤子さん、コメントありがとうございます。
コメントはじめていただきました!
わーい。ぱちぱち。
亀井勝一郎氏、はじめて知りました。
とりあえず今「大和古寺風物誌」をダウンロードしてみました。
たのしみだ。
青空文庫、ボランティアの皆さんに感謝ですね。