無形資産投資の方が有形資産投資より投資効率が良い(丸井グループ有価証券報告書より)

メンタルとマインドを整える、アップさせること(で、いい人生、いい会社を作る)を仕事としている私にとって

とても勇気が出たニュースです。

昨日の「しょうもない」を変えたいという思いをさらに強くさせた嬉しいニュースなので聞いてください。

 

株式会社丸井グループの有価証券報告書(第87期 2022年4月1日から2023年3月31日)(以下、報告書 と書きます)で

無形資産投資の方が有形資産投資より投資効率が良い、と示されました。ちゃんと数字で示されています。(26ページあたり)

 

「企業価値」は有形資産(土地や建物、設備、お金、商品など)と無形資産(技術や信頼、ノウハウ、資格、ブランド、心身の健康、社員のやる気、幸福感など)に分けられるとして

日本では無形資産の占める割合が32%、米国では90%といわれているそうです(上記有価証券報告書より)。

これはもしかしたら日米で指標が違うのか、測定手法がちがうのかな?(専門家に聞いておくね)という気もしますが

この数値から想像できる通り、日本の企業は一般的に「社員育成」にお金や手間をかけることを嫌います。

そんな暇とお金があるなら物を作れ、売ってこい、甘やかすな、そういう意識はまだまだあります。

 

でもね、全ての会社は「人を幸せにする」ために存在しているので

それを実現させる社員が幸せじゃない状態は、(あえてこう書きますが)効率が悪い、むしろ倫理的におかしいと気づくべきです。

物を作る、売る、ために必要な武器、それがここでいう「無形資産」であることは

現代の感覚のビジネスパーソンの方ならお分かりかと思いますが

そうは思っていない(古い)上層部、株主サマを説得できる材料を示すことができないので投資もできない(から効果測定もできない)、という

ないないの循環でお金をかけずに放ったらかしている会社が規模の大小を問わず、ほとんどではないでしょうか。(特にベンチャー企業は顕著です)

 

そんな中、店舗販売(有形資産を重要視するのが常識)を事業のメインとしている丸井グループで

(もちろん緩やかな業態の変化を目指さざるを得ない状況はあるにしても)

人的資本(無形資産)に投資し、高い投資効率、有形投資よりも効率が良いことを数字で示されたことに

心から敬意を表します。すごい。ほんとにすごい。

 

このニュースのおかげで

私が転職の相談を受けたら、丸井グループはいい会社だと思う、ということを具体例をあげて言うことができます。

こういうところからも「いい人材が集まる会社」になるメリットがありますよね。

 

丸井グループの経営理念に「人の成長=企業の成長」があるそうですが

まあぶっちゃけ多くの会社に同じような文言があって、文言があるからには報告書などにも触れられてはいるのですが

丸井グループのように「人の成長」についての施策、効果を具体的に書いている報告書は見たことがありません。

つまり、他の会社は何もしていないから書くことがないという状況が正直なところなのでしょう。

もし企業の人的投資にご興味のある方は、この報告書9ページからの 第2「事業の状況」をご覧になると

色々な学びになるのではないでしょうか。(そしてやっぱりグッドパッチ!と思いました)

 

最後に、このポストは

Twitterでの田中弦様の下記ツイートを発端にしています。感謝いたします。

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